米・ご飯の急速冷凍
米飯の冷凍では、白く硬くなる白蝋化、乾燥、解凍後の粘りや食感を確認します。当社テストでは、握りたて51℃のおにぎりは60分、炊き込みご飯は90分で芯まで凍結し、鯖寿司は予冷なしの27分でシャリが硬化しませんでした。米飯メーカー様は、複数の解凍方法で品質を確認した冷凍寿司を商品化し、和菓子メーカー様はおはぎを連続凍結しています。
炊飯後の米を使うご飯・寿司・和菓子を横断して確認できます。おにぎりや炒飯など料理を絞る場合は、ご飯もの・おにぎりのガイドをご覧ください。
炊飯後の米飯商品のテスト記録
当社実機で行った記録です。商品状態・投入温度・到達温度を揃えて比較してください。時間は各テストの実測値で、厚み・投入量・包装によって変わります。荷姿や解凍方法は各カードから確認できます。
記録を比べるときの確認項目
- 商品状態
- 炊飯後のご飯・寿司・おはぎなどの米飯商品
- 品質の評価軸
- 白く硬くなる変化、乾燥、粘り、解凍後の食感
- 凍結・冷却条件
- 厚み・投入量・投入温度・包装・終了時の中心温度を確認します。掲載時間だけで処理能力は判断できません。
- 解凍・提供条件
- 保管期間、解凍方法、再加熱の有無を合わせて確認します。掲載されていない条件は個別テストで確かめます。
おにぎり
- 商品状態
- おにぎり(具材入り・成形直後)
- 投入温度
- 51℃
- 時間・到達温度
- 60分で中心-18℃
握りたて51℃から60分で凍結し、ふっくら感を確認
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入51℃ → 60分で中心温度-18℃(冷却から凍結まで1台で連続処理)
- 投入・荷姿
- 湯気が立ち、手で持つと熱い51℃
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
炊き込みご飯
- 商品状態
- 炊き込みご飯(醤油・ダシベース、具材入り)のパック詰め
- 投入温度
- 40℃
- 時間・到達温度
- 90分で中心-18℃
40℃から90分で芯まで凍結
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入40℃ → 90分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 白い容器に同程度の厚みで盛り付け、アルミトレーに並べて中心温度を計測
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
鯖寿司
- 商品状態
- 鯖寿司(肉厚な鯖と押し固めたシャリ)を切り分けた複数切れ
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 27分で中心-18℃
予冷なしで27分凍結。解凍後もシャリのしっとり感と粘りを保持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入20℃(加工室温)→ 27分で中心-18℃(予冷なしの直接投入)
- 投入・荷姿
- 2切れの中心に温度センサーを挿し、トレーと容器に並べたまま投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
笹団子
- 商品状態
- 笹団子(笹で包み、紐で結んだ販売時の姿のまま)
- 投入温度
- 25℃
- 時間・到達温度
- 45分で中心-18℃
笹包みのまま45分・自然解凍の実機テスト
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入25℃ → 45分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 常温25℃でアルミトレーに並べて投入し、中心温度で判定
- 解凍・再加熱
- 自然解凍
おはぎ
- 商品状態
- おはぎ(粒あん・こしあん・きな粉等)
- 投入温度
- 23℃
- 時間・到達温度
- 40分で中心-18℃
40分凍結+自然解凍で硬化なし
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入23℃ → 40分で中心-18℃(冷蔵で冷やす予冷なし)
- 投入・荷姿
- 代表のおはぎの中心に温度センサーを挿し、天板ごと投入
- 解凍・再加熱
- 自然解凍
キーマカレー弁当
- 商品状態
- 野菜キーマカレー弁当(揚げナス入りキーマカレー、カボチャとオクラ、ブロッコリー、キャベツの4区画)× 1食
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 30分で中心-18℃
30分で凍結し、彩りと香りを確認
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入20℃ → 30分で中心-18℃
- 投入・荷姿
- 盛り付け後に常温20℃まで放冷し、カレーと副菜の区画に温度センサーを挿して容器ごと投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
大福
- 商品状態
- 大福(アルミトレーに間隔を空けて一層で配置)
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 25分で中心-18℃
つきたての大福を25分で凍結
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入20℃ → 25分で中心温度-18℃(予冷なしで投入)
- 投入・荷姿
- 代表の1個の中心に温度センサーを挿して測定
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
焼き鯖寿司
- 商品状態
- 焼き鯖寿司(棒寿司形状)をフィルム包装のまま
- 投入温度
- 25.3℃
- 時間・到達温度
- 80分で中心-18℃
棒のまま80分・ご飯ふっくら
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入25.3℃ → 80分で中心-18℃
- 投入・荷姿
- 中心に温度センサーを挿し、トレーに並べて投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
握り寿司
- 商品状態
- 握り寿司の盛り合わせ(マグロ、サーモン、エビなど)
- 投入温度
- 15℃
- 時間・到達温度
- 25分で中心-18℃
予冷なし25分・シャリとネタの状態を確認
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入15℃(加工室温)→ 25分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 握ってアルミトレーに並べ、少し落ち着かせてから予冷なしで投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
ほかのテスト記録を見る
おにぎり4種
- 商品状態
- おにぎり4種(わかめ・赤飯・高菜・おこわ)を同時投入
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 35分で中心-18℃
3D凍結品は解凍後もふっくら・もちもちの食感を保持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 成形後20℃で投入 → 35分で中心温度-18℃
- 解凍・再加熱
- 電子レンジで2分加熱
ご飯
- 商品状態
- ご飯5種(白米・赤飯・海苔巻き・鶏飯・炊き込みご飯)を容器ごと同一トレイに配置
- 投入温度
- 21℃
- 時間・到達温度
- 38分で中心-18℃
白米・炊き込みご飯など5種を38分で同時凍結
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入21℃ → 38分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- ご飯5種(白米・赤飯・海苔巻き・鶏飯・炊き込みご飯)を容器ごと同一トレイに配置
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
焼飯
- 商品状態
- 焼飯(具材入り・調理済み)
- 投入温度
- 40℃
- 時間・到達温度
- 60分で中心-18℃
40℃から60分でパラパラ維持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入40℃ → 60分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 大きなトレーに広げて投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
握り寿司(比較テスト)
- 商品状態
- 握り寿司の盛り合わせ(マグロ・サーモン・エビ・イカなど)
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 40分で中心-18℃
握りたてから40分で凍結。緩慢冷凍品と比べ、3D凍結品はシャリのふっくら感を保持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 握りたて20℃で投入 → 40分で中心温度-18℃
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
オムライス
- 商品状態
- 調理・盛り付け後のオムライス(卵でご飯を包み、ソースをかけた完成品)
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 50分で中心-18℃
一皿のまま50分で凍結
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入20℃ → 50分で中心温度-18℃
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
キンパ
- 商品状態
- キンパ(韓国風海苔巻き・カット済み)
- 投入温度
- 24℃
- 時間・到達温度
- 31分で中心-18℃
具材たっぷりのキンパを31分で凍結
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入24℃ → 31分で中心-18℃
- 投入・荷姿
- 具材構成の違うカット片をトレーに並べ、中央付近の一切れの中心に温度センサーを挿して投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
いなり寿司
- 商品状態
- いなり寿司(味付け油揚げ・酢飯)
- 投入温度
- 21℃
- 時間・到達温度
- 40分で中心-18℃
予冷なし40分でシャリ硬化なし
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入21℃ → 40分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 詰めたて・常温21℃(冷蔵庫での予冷なし)
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
握り寿司(凍結・解凍テスト)
- 商品状態
- 市販の握り寿司の盛り合わせ(大トロ、マグロ赤身、ハマチ、サーモン、炙りサーモン、ねぎとろ、いくら等)
- 投入温度
- 記載なし
- 時間・到達温度
- 庫内−35℃で約30分
約30分で凍結し、自然解凍90分でシャリのふっくら感とネタの艶を保持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 庫内-35℃設定で投入し、約30分で凍結完了
- 解凍・再加熱
- 室温で自然解凍90分(30分・60分・90分で経時観察)
関連する導入事例
対象の食品・食材を扱う現場の事例です。商品の品質を測るテスト記録とは別に、生産や販売の運用をご確認ください。









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