青魚(サバ・サンマ・アジ・イワシ)の急速冷凍
脂質の多い青魚は酸化と臭みが出やすく、身崩れも起きやすい食材です。焼き鯖は20分で臭みなく凍結し、アジはフィレでもラウンドでも血合いの色を維持し、ブリは試食で生との判別がつきませんでした。ひのき様は相場の安い時期に仕入れて凍結し、サンマのアニサキス対策と原価率の安定を両立しています。
青魚(サバ・サンマ・アジ・イワシ)の凍結テスト記録
当社実機で行った記録です。商品状態・投入温度・到達温度を揃えて比較してください。時間は各テストの実測値で、厚み・投入量・包装によって変わります。荷姿や解凍方法は各カードから確認できます。
掲載する中心−18℃到達までの時間などは、品質を確認したテストの測定値です。アニサキス対策の完了時間を示すものではありません。厚生労働省は−20℃で24時間以上の冷凍を案内しています。食品の中心まで必要な温度と保持時間を確保する工程を、品質評価とは別に管理してください。 アニサキスによる食中毒の予防(厚生労働省)
記録を比べるときの確認項目
- 商品状態
- 生の切り身・丸魚・加熱調理品
- 品質の評価軸
- 色、香り、身割れ、解凍後のドリップ
- 凍結・冷却条件
- 厚み・投入量・投入温度・包装・終了時の中心温度を確認します。掲載時間だけで処理能力は判断できません。
- 解凍・提供条件
- 保管期間、解凍方法、再加熱の有無を合わせて確認します。掲載されていない条件は個別テストで確かめます。
焼き鯖
- 商品状態
- 焼き鯖(塩焼き・切り身)をトレーに並べて投入
- 投入温度
- 23℃
- 時間・到達温度
- 20分で中心-18℃
20分で臭みなくふっくら
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入23℃ → 20分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 焼き鯖(塩焼き・切り身)をトレーに並べて投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
鯖のピリ辛煮弁当
- 商品状態
- 鯖のピリ辛煮弁当(副菜:ベビーコーンと麺の和え物、野菜のトマト煮込み風、ひじき煮など)
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 22分で中心-18℃
盛り付けたまま22分・臭みなし
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入20℃ → 22分で中心-18℃
- 投入・荷姿
- 調理後に放冷した常温20℃・盛り付け済み
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
アジ
- 商品状態
- 鯵(アジ)フィレ(三枚おろしの半身)またはラウンド(丸のままの魚体)
- 投入温度
- 2℃
- 時間・到達温度
- 25分で中心-18℃
フィレ・ラウンドで血合い維持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入2℃ → 25分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 下処理を行い、2℃まで予冷
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
焼き鯖寿司
- 商品状態
- 焼き鯖寿司(棒寿司形状)をフィルム包装のまま
- 投入温度
- 25.3℃
- 時間・到達温度
- 80分で中心-18℃
棒のまま80分・ご飯ふっくら
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入25.3℃ → 80分で中心-18℃
- 投入・荷姿
- 中心に温度センサーを挿し、トレーに並べて投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
ブリ
- 商品状態
- 養殖ブリ(熊本産)のフィレ
- 投入温度
- 記載なし
- 時間・到達温度
- 庫内−45℃で約1時間
試食で生との判別がつかなかった実機テスト
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 3Dフリーザー®の庫内-45℃で約1時間。凍結後は-20℃以下で保管
- 投入・荷姿
- 受け入れ後すぐに処理し、表面の水分を拭き取って真空パックでトレーへ
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
照り焼き用ブリ(加熱前)
- 商品状態
- ブリの照り焼き用切り身(特製ダレに漬け込み・ミールキット仕様)
- 投入温度
- 10℃
- 時間・到達温度
- 30分で中心-18℃
加熱前のタレ漬け切り身を30分で凍結し、解凍後に焼いた際の身・タレの仕上がりを確認
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入10℃ → 30分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 余分な液を切り、タレごと透明の袋で包装。アルミトレーにのせて投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
シマアジ
- 商品状態
- シマアジ(大小のフィレと、丸のままの小さな魚体1尾)
- 投入温度
- 3℃
- 時間・到達温度
- 51分で中心-18℃
51分で凍結し、刺身のドリップがなかった記録
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 下処理後3℃ → 51分で中心温度-18℃
- 投入・荷姿
- 中央の厚いフィレに温度センサーを挿し、トレーに並べて投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
ブリ切り身
- 商品状態
- ブリの切り身(多数をアルミトレーに並べて一括投入)
- 投入温度
- 3.4℃
- 時間・到達温度
- 27分で中心-18℃
27分で中心−18℃・血合いの色を確認
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 27分で中心温度-18℃に到達
- 投入・荷姿
- 冷蔵庫から出したチルド状態(3.4℃)
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
鯖寿司
- 商品状態
- 鯖寿司(肉厚な鯖と押し固めたシャリ)を切り分けた複数切れ
- 投入温度
- 20℃
- 時間・到達温度
- 27分で中心-18℃
予冷なしで27分凍結。解凍後もシャリのしっとり感と粘りを保持
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入20℃(加工室温)→ 27分で中心-18℃(予冷なしの直接投入)
- 投入・荷姿
- 2切れの中心に温度センサーを挿し、トレーと容器に並べたまま投入
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
ほかのテスト記録を見る
鯖半身
- 商品状態
- 鯖(半身・フィレ、下処理済み)
- 投入温度
- 10℃
- 時間・到達温度
- 30分で中心-18℃
脂の乗った半身を30分で凍結
荷姿・解凍方法を確認
- 計測条件
- 投入10℃ → 30分で中心-18℃に到達
- 投入・荷姿
- 半身に温度プローブを挿し、中心温度を記録
解凍・再加熱の条件は、詳細記録や実機テストでご確認ください。
関連する導入事例
対象の食品・食材を扱う現場の事例です。商品の品質を測るテスト記録とは別に、生産や販売の運用をご確認ください。



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導入事例で使用されている機種
掲載した導入事例に記載の機種です。自社の食品・処理量に合う仕様は、実機テストと機種比較でご確認ください。
処理量・本体幅・投入方式から比較する場合は、製品一覧・機種比較をご覧ください。
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