凍結するとシャリが白ろう化し、解凍するとネタからドリップがにじむ。冷凍は「適さない」とされてきたにぎり寿司が、凍らせ方を変えるだけで商品になる。2018年6月、みなと新聞は展示会の出展紹介面で、古賀産業の3Dフリーザーをこう伝えました。見出しは「抜群の再現性を発揮 3D冷凍 あらゆる食品に対応」。昇降開閉式のストレートタイプ「TUZD-12MS70」とバッチ式2機種の出展を前に、紙面はにぎり寿司や養殖トラフグでの実績と、丸洗いできる衛生設計を紹介しています。本記事では、紙面が伝えた内容を整理します。「冷凍は不可能」とされた食品がなぜ凍らせられるのか、この1本で分かります。
古賀産業は2022年10月に株式会社コガサン(KOGASUN)へ社名を変更しました。この出展が報じられた2018年6月当時の社名は古賀産業です。
引用元:みなと新聞 2018年6月5日 掲載(社名・肩書は掲載当時のものです)
※本記事は、紙面で報じられた当時の内容をもとに、背景や現在の情報を補って読みやすく再構成しています。

結論:「冷凍は不可能とされた食品も抜群の再現性」。3Dフリーザー3機種の出展が報じられた
紙面は展示会の出展紹介面で、ブース位置「東6ホールL-03」とともに古賀産業の出展内容を伝えています。紙面の内容を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 掲載紙 | みなと新聞(2018年6月5日付・展示会出展紹介面。帯見出しは「古賀産業 東6ホールL-03」) |
| 紙面の見出し | 抜群の再現性を発揮/3D冷凍 あらゆる食品に対応 |
| 報じられた企業(当時) | 古賀産業(現:KOGASUN)。本来は産業機器メーカーで、各種の3Dフリーザーを用途に応じて自在な仕様に設計製作できるのが強み |
| 出展機種(当時) | 昇降開閉式ストレートタイプの3Dフリーザー「TUZD-12MS70」、バッチ式の「KQF-20AL-1000」(中型)と「KQF-16A300B」(小型) |
| 凍結方式(当時) | 冷風を貫流させず、湿度を保った冷気で全方位から包み込むように満遍なく冷やし込み、食品の細胞中の氷結晶を微細な球体にして凍結できるのが特長 |
| にぎり寿司の実績(当時) | シャリの白ろう化とネタのドリップで冷凍は「適さない」とされていたにぎり寿司の凍結が可能に。九州のユーザーが3D冷凍の採用で、海外輸出や地方発送の宅配などの新市場創出に成功 |
| 養殖トラフグの実績(当時) | 年明けから春先にかけて荷もたれする養殖トラフグについても、「きめ細かく繊細な白子まで元の状態と遜色なく解凍できる」ことが知れ渡り、3Dフリーザーがフグ業界でのシェアを拡大 |
| 衛生設計(当時) | TUZDはストローク(昇降)方式で上部を随時開閉し庫内を丸ごと水洗い可能。3D独自のダクトレス構造で死角も丸洗いでき、運転中は庫内と外部を完全遮断して菌や異物の混入を防ぐ |
3Dフリーザー®は、独自の高湿度3D冷気で食品を全方位から包み込んで急速凍結するKOGASUNの急速冷凍機です。認知度は食品業界の間で年々高まり、納入実績も伸びていると紙面は伝えています。
なぜ「冷凍は不可能」とされた食品まで凍らせられるのか:3D冷凍の仕組み
紙面が特長として挙げたのは、凍らせ方そのものです。3Dフリーザーの冷却システムは冷風を貫流させず、湿度を保った冷気で全方位から包み込むように満遍なく冷やし込みます。食品の細胞中の氷結晶を微細な球体にして凍結できるのが特長だと、紙面は伝えています。強い冷風を一方向から当てる一般的なエアブラスト方式とは、この点が異なります。この氷結晶の細かさが、解凍後の再現性を左右します。氷の粒が大きく育てば細胞が壊れ、ドリップや食感の低下につながりますが、微細なまま凍結を終えれば、元の状態に近い解凍が狙えます。仕組みの全体像は3Dフリーザーとは(仕組みとメリット)にまとめています。
その象徴として紙面が挙げたのが、にぎり寿司です。凍結するとシャリが白ろう化する上、解凍するとネタからのドリップがにじむため、冷凍は「適さない」とされてきました。3D冷凍はこのにぎり寿司の凍結を可能にし、九州のユーザーは3D冷凍の採用で、海外輸出や地方発送の宅配などの新市場創出に成功したと報じられています。
養殖トラフグでも実績が広がっていました。年明けから春先にかけて荷もたれする養殖トラフグについても、3D冷凍なら「きめ細かく繊細な白子まで元の状態と遜色なく解凍できる」ことが知れ渡り、3Dフリーザーはフグ業界でのシェアを広げていると紙面は伝えています。需要期を過ぎて余った魚を、品質を保ったまま在庫に変えられます。寿司とフグ、性質の違う2つの食品で同じ凍結方式が実績を作っていたことが、「あらゆる食品に対応」という見出しの裏づけです。
庫内を丸ごと水洗い:出展機TUZDの衛生設計と自在な設計製作
出展機種の中心となる「TUZD-12MS70」は、ストローク(昇降)方式で上部を随時開閉し、庫内を丸ごと水洗いできる構造です。フライ類の粉や油が付着して雑菌の温床となっていた死角も、3D独自のダクトレス構造によって丸洗いできます。運転中は庫内と外部を完全に遮断して、菌や異物の混入を防ぎます。年々厳しくなる食の安全・衛生管理の要求を満たす仕様だと紙面は伝えています。
あわせて紹介されたのが、バッチ式の「KQF-20AL-1000」(中型)と「KQF-16A300B」(小型)です。古賀産業は本来、産業機器メーカーであり、各種の3Dフリーザーを用途に応じて自在な仕様に設計製作できるのが強みと報じられました。連続式の大型ラインから小型のバッチ式まで、処理量と工程に合わせて機種を選べる幅の広さは、現在のKOGASUNにも受け継がれています。機種の一覧は3Dフリーザーの製品ラインナップで確認できます。
自社の食品で凍結テストをして、解凍後の再現性を確かめる
「冷凍は不向き」とされてきた商品ほど、実物で試す価値があります。KOGASUNの凍結テストは無料です。寿司でも惣菜でも魚でも、出荷するのと同じ形状・包装で持ち込めば、凍結にかかる時間と、解凍後の形・食感・ドリップを実物で確認できます。凍らせられないと思い込んでいた商品が、販路を広げる冷凍商品に変わるかどうかを、データと実物で判断できます。冷凍・冷却テスト・デモ相談からお申し込みください。
3Dフリーザーの出展紹介記事でよくある質問
昇降開閉式ストレートタイプの「TUZD-12MS70」と、バッチ式の「KQF-20AL-1000」(中型)・「KQF-16A300B」(小型)の3機種です。ブース位置は東6ホールL-03と案内されました。TUZDについては、上部を随時開閉して庫内を丸ごと水洗いできる衛生設計を紙面は紹介しています。
独自の高湿度3D冷気で、冷風を貫流させずに食品を全方位から包み込むように冷やし込む方式だからです。食品の細胞中の氷結晶を微細な球体にして凍結できるため、細胞の損傷が小さく、解凍後も元の形と食感を再現しやすくなります。この特長が「抜群の再現性」という紙面の見出しの根拠です。
シャリの白ろう化と、解凍時にネタからにじむドリップが理由です。ご飯と生魚という凍結特性の違う素材が一体になったにぎり寿司は、冷凍に「適さない」とされてきました。紙面は、3D冷凍によってこの凍結が可能になり、九州のユーザーが冷凍にぎり寿司の販路を海外輸出や地方発送の宅配へ広げたと伝えています。
3Dフリーザーは、「きめ細かく繊細な白子まで元の状態と遜色なく解凍できる」ことが知れ渡り、フグ業界でのシェアを広げていると報じられました。報道当時、養殖トラフグは年明けから春先にかけて荷もたれすると紙面は伝えており、品質を保った凍結が在庫の受け皿になります。白子のような繊細な部位まで再現できる点が評価の理由です。
庫内を丸ごと水洗いできることです。ストローク(昇降)方式で上部を随時開閉できるため、粉や油がたまって雑菌の温床になりやすい死角まで、ダクトレス構造で洗い落とせます。運転中は庫内と外部を完全に遮断して菌や異物の混入を防ぐ、食の安全・衛生管理の要求を満たす仕様と紹介されました。
まとめ:氷結晶を微細なまま凍結する方式が、「冷凍は不可能」とされた食品を商品に変える
みなと新聞の出展紹介が伝えた3Dフリーザーの核心は、独自の高湿度3D冷気で食品を全方位から包み込み、氷結晶を微細な球体のまま凍結する方式にあります。シャリが白ろう化するとされたにぎり寿司の凍結を可能にし、繊細な白子を持つ養殖トラフグでは解凍後の再現性が知れ渡って、フグ業界でシェアを広げました。冷凍に不向きとされてきた自社の商品も、凍らせ方を変えれば冷凍できるかどうかの結論が変わる可能性があります。無料の凍結テストで、解凍後の再現性を確かめられます。カタログ請求やテストのご相談は、以下からお問い合わせください。
