急速冷凍機の導入検討で最後に残る問いは、その技術がどこまで信頼できるのかという一点です。2009年、山口県下関市のエアオペレーションテクノロジーズ(AOT・現・株式会社コガサン)が、その問いに一つの答えを示しました。「第4回 ニッポン新事業創出大賞」アントレプレナー部門での優秀賞受賞です。AOTの技術は、なぜ全国の表彰の場で選ばれたのか。本記事では、みなと新聞が報じた受賞の内容と、その評価が急速冷凍機選びで持つ意味を解説します。
引用元:みなと新聞 2009年11月5日 掲載(社名は掲載当時のものです)
※本記事は、紙面で報じられた当時の内容をもとに、背景や現在の情報を補って読みやすく再構成しています。

結論:世界初の熱交換方式3Dフリーザーを開発したAOTが、ニッポン新事業創出大賞の優秀賞を受賞した
2009年10月29日、山口県下関市のAOTは「第4回 ニッポン新事業創出大賞」アントレプレナー部門の優秀賞を受賞しました。評価の対象は、世界初の熱交換方式3Dフリーザー®の製造・販売を手がける冷凍機メーカーとしての革新的な技術です。
紙面の内容を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受賞名 | 第4回 ニッポン新事業創出大賞 アントレプレナー部門 優秀賞 |
| 受賞企業 | エアオペレーションテクノロジーズ株式会社(AOT・山口県下関市) |
| 評価の対象 | 世界初の熱交換方式による3Dフリーザー®の製造・販売など革新的な技術 |
| 表彰の場 | 2009年10月29日、福岡市・ソラリア西鉄ホテル「第5回 新事業創出全国フォーラム」 |
| 主催 | 日本ニュービジネス協議会連合会、独立行政法人中小企業基盤整備機構 九州支部 |
| 技術の現在 | 現・株式会社コガサン(KOGASUN)の3Dフリーザーへ継承 |
「第4回 ニッポン新事業創出大賞」で何が評価されたのか
表彰の場となったのは、2009年10月29日に開かれた「第5回 新事業創出全国フォーラム」です。新事業の創出を啓発する全国規模の催しで、トヨタ自動車会長(当時)の張富士夫氏による特別講演や、各種シンポジウム、ビジネス交流会とあわせて、革新的な商品・サービスや手法を表彰する「第4回 ニッポン新事業創出大賞」の表彰式が行われました。
AOTが受賞したのは、アントレプレナー(起業家)部門の優秀賞です。紙面は、水産関連分野からの受賞企業としてAOTを取り上げ、世界初の熱交換方式3Dフリーザーの製造・販売を手がける冷凍機メーカーとして、革新的な技術が評価されたと伝えています。AOTが開発した冷凍方式が、地域や県の枠を超えた全国の表彰で認められた点に、この受賞の重みがあります。
世界初の熱交換方式:独自の高湿度3D冷気が食品を包む
3Dフリーザー®は、独自の高湿度3D冷気を多方向から当て、食品全体を包み込んで凍らせる急速冷凍機です。乾いた強風を一方向から吹き付ける従来のエアブラスト方式と違い、湿度を保った冷気は表面の水分を奪いにくいため、食材の乾燥や霜付きを抑えられます。
冷凍品質の分かれ目は、水分が氷に変わる-1〜-5℃の「最大氷結晶生成温度帯」にあります。ここに長くとどまるほど氷の粒は大きく育ち、細胞や組織を内側から壊します。解凍時のドリップや食感の低下、目減り(歩留まりの低下)の多くは、この大きな氷の粒が原因です。3Dフリーザーは独自の高湿度3D冷気で食品を均一に冷やし、この温度帯を短時間で通過させるため、氷の結晶が微細なまま凍結が完了し、解凍後の品質を保ちやすくなります。
受賞したAOTの技術を受け継ぐ、現在のKOGASUN製3Dフリーザー
受賞したAOTの3D冷凍技術は、社名の変遷を経て、現在の株式会社コガサン(KOGASUN)が製造する3Dフリーザーに受け継がれています。トレーインやカートインなどの現行機種は3Dフリーザーの製品ラインナップで確認が可能です。
無料の凍結テストで、受賞技術の実力を自社の食材で確かめる
KOGASUNは実機での凍結テストを無料で行っています。凍らせたい商品を用意すれば、解凍後のドリップや目減り、食感や色の変化を実物で確かめ、中心温度の推移も温度記録で確認できます。
テストで得た温度記録や凍結前後の比較写真は、機種選定の根拠になるだけでなく、取引先へ品質を説明する資料としても使えます。冷凍・冷却テスト・デモ相談からお申し込みください。
AOTの「ニッポン新事業創出大賞」受賞でよくある質問
革新的な商品・サービスや手法を全国規模で表彰する賞で、2009年の第4回では、AOTがアントレプレナー部門の優秀賞を受賞しました。表彰式は同年10月29日、福岡市のソラリア西鉄ホテルで開かれた「第5回 新事業創出全国フォーラム」の中で行われ、主催は日本ニュービジネス協議会連合会と、独立行政法人中小企業基盤整備機構 九州支部でした。
従来の急速冷凍機が強い冷風を一方向から吹き付けるのに対し、独自の高湿度3D冷気を多方向から当てて食品全体を包み込む熱交換方式です。みなと新聞は、この方式の3Dフリーザーの製造・販売を手がける冷凍機メーカーとしてAOTを紹介し、革新的な技術が評価されたと伝えています。方式の考案にとどまらず、実際に導入できる機械として製造・販売まで手がけていたことが、紙面の伝えるAOTの姿です。
株式会社コガサン(KOGASUN)です。エアオペレーションテクノロジーズ(AOT)は2011年10月に古賀産業へ吸収合併され、古賀産業は2022年10月に株式会社コガサンへ社名を変更しました。
まとめ:全国の賞が裏づけた熱交換方式は、現在の3Dフリーザーに続く
AOTがニッポン新事業創出大賞のアントレプレナー部門優秀賞に選ばれた理由は、世界初の熱交換方式による3Dフリーザー®を柱とする革新的な技術にありました。AOTが開発した凍結技術は全国の表彰の場で認められ、独自の高湿度3D冷気の方式として現在のKOGASUNの3Dフリーザーへ続いています。無料の凍結テストなら、導入前に実機の仕上がりと処理量を確かめられます。カタログ請求やテストのご相談は、以下からお問い合わせください。
