
Contents
ワカサギの基本情報
ワカサギは、日本各地の湖や川に生息する小型の淡水魚で、特に冬から春にかけてが旬となります。体長は10〜15cm程度と小さいながらも、淡白で上品な味わいが特徴です。栄養面では良質なタンパク質が豊富で、カルシウムやビタミンDも含まれています。小魚を丸ごと食べることで、通常捨ててしまう部分に含まれる栄養素も摂取できるのが利点です。
ワカサギは北海道の洞爺湖や支笏湖をはじめ、山梨県の河口湖、茨城県の霞ヶ浦など全国各地で獲れますが、特に冬季の氷上での釣りが人気です。新鮮で美味しいワカサギを選ぶポイントは、目が澄んでいて体表に光沢があり、えらが鮮やかな赤色をしていること、また身が引き締まっているものが良質です。
ワカサギを冷凍保存する理由は、釣りや購入でまとめて手に入れた場合に、長期間楽しむためです。ワカサギは数が多く一度に調理しきれないことも多いため、小分けにして冷凍しておくと便利です。冷凍することで栄養価や旨味を保ちながら、日持ちを延ばすことができます。
ワカサギの冷凍保存方法
ワカサギを冷凍する際の準備ですが、新鮮なワカサギを入手したら、できるだけ早く処理することが大切です。まず、水でよく洗い、内臓を取り除きます。ワカサギは小さいため、頭や尾、ひれはそのままでも調理できますが、内臓は苦みの原因になるので取り除くことをお勧めします。
処理したワカサギは、一食分ずつに小分けにするのが便利です。キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取り、冷凍用のジップロックなどの密封性が高い袋に入れて脱気し、密封します。このとき、ワカサギが重ならないように一列に並べると、後で必要な分だけ取り出しやすくなります。
ワカサギは小さいため、特に乾燥しやすく、冷凍焼けを起こしやすい点に注意が必要です。空気に触れないようにしっかりと包むことと、できるだけ早く冷凍することが重要です。また、唐揚げ用に下味をつけてから冷凍すると、解凍後すぐに調理できて便利です。
ワカサギの解凍方法と美味しく食べるコツ
冷凍ワカサギの解凍方法としては、冷蔵庫でゆっくりと解凍するのが基本ですが、ワカサギは小さいため、室温で短時間解凍したり、調理直前に流水で軽く解凍する方法も適しています。特に唐揚げなど加熱調理する場合は、半解凍の状態で調理を始めても問題ありません。
解凍後のワカサギは、唐揚げが最も人気のある調理法です。サクサクとした食感と淡白な味わいが楽しめます。また、天ぷらや南蛮漬け、甘露煮など様々な調理法で楽しむことができます。ワカサギは小骨が柔らかいため、丸ごと食べられるのも魅力です。
ワカサギの唐揚げを美味しく作るコツは、片栗粉をまぶす前に軽く塩を振っておくことと、170〜180℃の油でカラッと揚げることです。また、天ぷらにする場合は、衣を薄めにしてサクッと揚げると、ワカサギ本来の風味を楽しめます。調理の際は、水分をしっかりと拭き取ってから調理すると、より美味しく仕上がります。
解凍方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
肉や魚、野菜など食材別の正しい解凍方法をプロが徹底解説!ドリップを防ぎ旨味を逃さないコツや、冷蔵庫・氷水・流水など各解凍方法のメリット・デメリット、衛生面も考慮した美味しく安全な戻し方まで紹介します。
関連記事
ワカサギも冷凍保存を活用すれば、旬の美味しさを長く楽しむことができます。他の魚の冷凍保存方法については、以下の記事もぜひご覧ください。
より高度な冷凍品質を保持する方法

ワカサギをはじめとした小魚類は家庭でも冷凍保存が可能ですが、業務用急速冷凍機を使用することで、さらに高度な品質を保持した冷凍保存が可能になります。特にワカサギのような小型の魚は、通常の冷凍では身が乾燥しやすいため、急速冷凍によって品質劣化を最小限に抑えることができます。
一般的な冷凍と急速冷凍の違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。
「冷凍すると食感や風味が落ちる」を解決。最大氷結晶生成温度帯を30分以内に通過させる急速冷凍の仕組み、ドリップ抑制で作りたての品質を維持する科学的根拠、エアブラスト・リキッド・液体窒素方式の特徴比較を詳しく解説。
食品の鮮度や美味しさを保つ冷凍方法としてお勧めしたいのが、3Dフリーザー®です。3Dフリーザー®は、世界各国で特許取得の3D凍結技術を搭載し、食品業界での導入事例も多く、その効果が実証されています。通常の業務用急速冷凍機では冷凍不可能な食材にも対応しており、ワカサギのような小型の魚も鮮度や旨味を損なうことなく高品質な冷凍が可能です。特に観光地や釣り場などでの活用が進んでおり、季節を問わず高品質なワカサギ料理を提供することが可能になっています。
▼実際に3Dフリーザーをお使いいただいている水産加工様の導入事例▼
ニチモウフーズは埼玉県戸田市の戸田チルド工場で寿司ネタの生食商品を製造。ノルウェー産サーモンや三陸産ギンザケ、養殖マダイなどを扱い、首都圏に近い立地で小ロットにも迅速対応。古賀産業の3Dフリーザー®で解凍後も生に近い食感を実現します。
札幌の丸高水産が3Dフリーザー®を導入。−40℃×50〜60分の急速凍結で刺身・スモークサーモンの品質を安定化。1回80kgを短時間で処理し、3台体制で日産1トン超。HACCP/JFS取得。(2021年3月9日)
寿都町のマルホン小西漁業が3Dフリーザー®を導入。船上活じめ×高湿度全方位冷気で迅速凍結(20kg/時)を実現し、サクラマスやホッケ等の冷凍刺身を高品質・安全に出荷。道外遠隔地への販路拡大も見据えます。
みなと新聞(2020/11/19)掲載。角上魚類HDは3Dフリーザー®を活用し、解凍後のドリップや色変わりを抑制。通販の取り扱い件数は1~11月初旬で前年同期比180%に伸長。店舗バックヤードでの急速凍結やアニサキス対策の取り組みも進展。
みなと新聞(2022年11月18日)掲載。博多名物の本格『鯛茶漬け』がご家庭で楽しめます。玄界灘産の天然マダイを厳選し、3Dフリーザーで急速凍結。個食パックにごまだれ・だし付きで、解凍後も歯ごたえとうま味が続きます。
別海町尾岱沼の丸尚富崎水産が、古賀産業の3Dフリーザー®を導入。-35℃の急速凍結でドリップを抑え、凍結能力50kg/時・日産350〜400kgの体制を構築。玉冷の高品質化と国内外販路の拡大を目指します。
広島魚市場がグループ会社フレッシュヒロウオで3Dフリーザー®を活用。サーモン月40tや広島産カキの急速冷凍、対米HACCP取得で輸出を強化した導入事例です。設備はバッチ2台とトンネル1台。品質向上と販路拡大の成果を紹介。
