ケータリング・デリバリーに急速冷却・急速冷凍を活用|品質維持と売上アップの方法

ケータリング・デリバリー事業で品質と利益を安定させるには、調理後の急速冷却と、必要に応じた急速冷凍を分けて設計することが大切です。当日調理だけに頼ると、注文集中、配送待ち、キャンセル、粗熱取りの待機時間で厨房が詰まりやすくなります。急速冷却機や急速冷凍機を活用すれば、法人弁当、仕出し、イベント料理、冷凍デリ、EC向け商品まで、計画生産と品質維持を両立しやすくなります。

まず結論|ケータリング・デリバリーは急速冷却と急速冷凍を分けて考える

ケータリング・デリバリーでは、すべての商品を冷凍すればよいわけではありません。短期提供の商品は、調理後に急速冷却してチルドで保管・配送する方が合う場合があります。一方で、繁忙日の予備在庫、法人向け定期配送、冷凍弁当、冷凍オードブル、EC販売、ギフト商品、遠方配送では、急速冷凍まで進める設計が有効です。

加熱調理後に急速冷却して短期保管する考え方は、クックチルに近い運用です。調理後に急速冷凍して、長期保管や広域配送に使う場合は、クックフリーズの考え方が役立ちます。どちらを選ぶか迷う場合は、クックチル・クックフリーズ・クックサーブの違いも確認しておくと、商品ごとの判断がしやすくなります。

ケータリングやデリバリーでは、冷却の遅れがそのまま厨房負担、品質低下、配送遅延、廃棄につながります。ラック台車に料理を並べて時間をかけて粗熱を取る運用では、台車の待機場所が必要になり、包装や盛り付け、出荷の動線も圧迫します。さらに、表面の乾燥、目減り、ドリップ、ソースの分離、再加熱後のパサつきが起きる商品もあります。

そのため、ケータリング・デリバリーの設備選定では「冷凍できるか」だけでなく、「出来上がった商品をどれだけ早く冷却できるか」「冷却で止める商品と冷凍まで進める商品を分けられるか」「配送や再加熱後の品質を守れるか」まで見ます。乾燥や歩留まりが売価に影響する商品では、高湿度の3D冷気で急速冷却から急速冷凍まで確認しやすいKOGASUNの3Dフリーザーがおすすめです。

急速冷凍機の仕組みから確認したい場合は、急速冷凍機とは?仕組み・種類・選び方が参考になります。業務用急速冷凍機の導入判断では、業務用急速冷凍機の選び方もあわせて確認してください。

ケータリング・デリバリーで起きやすい現場課題

ケータリング・デリバリーは、飲食店の店内提供よりも工程が長くなりやすい業態です。調理、冷却、盛り付け、包装、保管、配送、再加熱、提供までの間に、品質と作業時間を管理しなければなりません。

注文集中で厨房と人員が足りなくなる

法人弁当、会議弁当、イベントケータリング、パーティー料理、学校・施設向け配送では、注文が特定の曜日や時間帯に集中しやすくなります。週末、月末、年度末、繁忙期、展示会、スポーツイベント、観光シーズンなどは、同じ厨房で短時間に大量調理を行う必要があります。

当日調理に依存すると、早朝出勤、残業、臨時スタッフの手配、盛り付けミス、納品遅延が起きやすくなります。前倒しで調理し、急速冷却または急速冷凍でストックできれば、繁忙日の作業を盛り付け、仕上げ、配送に寄せられます。

粗熱取りの待ち時間で作業場が詰まる

調理後の商品をラック台車や作業台に置いて自然に冷ます運用は、一見すると設備費がかからないように見えます。しかし、実際には台車待機場所、作業スペース、包装待ち時間、温度記録、次工程の遅れが発生します。

炊飯、煮込み、焼き物、揚げ物、蒸し物、ソース、スープ、主菜、副菜を一度に作る現場では、冷却待ちの台車が増えるだけで厨房内の動線が悪くなります。冷却に時間がかかるほど、配送準備や包装作業も後ろ倒しになり、出荷前の確認に余裕がなくなります。

自然放冷で乾燥、目減り、食感低下が起きる

加熱後の商品を長く置くと、温度が下がるまでの間に表面の水分が抜ける場合があります。米飯は硬さやパサつき、肉料理はドリップ、魚料理は身の乾き、煮物は表面乾燥、ソース類は離水、パンや焼成品は食感低下につながることがあります。

ケータリング・デリバリーでは、商品が厨房を出てから食べられるまで時間があります。厨房内で品質を落とすと、配送後や再加熱後にさらに差が出ます。冷却工程は、衛生管理だけでなく、販売品質と歩留まりを守る工程として設計します。

キャンセルや数量変更で廃棄が出る

イベントや法人注文では、人数変更やキャンセルが発生します。当日調理した商品をそのまま廃棄すると、食材費、人件費、包装資材、配送準備のすべてが損失になります。

一部の商品を急速冷凍できる設計にしておけば、予備在庫、別日の注文、冷凍販売、スタッフ食、試食、EC商品への転用を考えやすくなります。廃棄削減の考え方は、急速冷凍がフードロスを削減する理由でも確認できます。

配送後の品質が評価に直結する

ケータリング・デリバリーでは、厨房でおいしく作るだけでは足りません。配送後の見た目、温度、容器内の結露、再加熱後の食感、ソースの状態、盛り付けの崩れまで評価されます。

特に法人弁当や高単価のケータリングでは、味だけでなく見た目の安定感もリピート率に影響します。冷却や冷凍で水分移動が大きいと、解凍後のドリップ、容器内の水たまり、米飯の硬化、揚げ物の衣の劣化が出やすくなります。

急速冷却が品質と作業効率を左右する理由

ケータリング・デリバリーでは、急速冷凍より前に、急速冷却をどう設計するかが重要です。加熱後の商品を安全に、早く、乾燥を抑えて冷やせるかで、その後のチルド保管、冷凍、包装、配送の質が変わります。

急速冷却は粗熱取りを短くする設備投資

急速冷却は、単に食品を冷ます工程ではありません。厨房の流れを止めないための設備投資です。調理後の商品を急速冷却機やブラストチラーで早く冷やせれば、作業台や台車で待つ時間を減らし、包装、盛り付け、保管、出荷へ進めやすくなります。

ブラストチラーの基本は、ブラストチラーとは?業務用の仕組み・選び方で確認できます。急速冷却機と急速冷凍機の役割を整理したい場合は、ブラストチラーと急速冷凍機の違いも参考になります。

乾いた気流による目減りも見る

一般的なエアブラスト式やブラストチラーでも、商品によっては乾いた強い気流が表面に当たり続け、乾燥や重量変化が出ることがあります。短時間で冷えたとしても、食感、香り、見た目、販売重量が落ちるなら、利益改善にはつながりません。

米飯、焼き魚、肉料理、パン、揚げ物、煮込み、卵料理、デザート、惣菜盛り合わせでは、冷却後の重量、表面状態、再加熱後の状態まで確認します。乾燥や目減りが出やすい商品では、KOGASUN独自の高湿度3D冷気で急速冷却・急速冷凍を確認できる3Dフリーザーがおすすめです。

冷却で止める商品と冷凍まで進める商品を分ける

すべてを冷凍に回すと、解凍や再加熱の手間が増える場合があります。翌日から数日以内に提供する商品は急速冷却してチルド保管し、長期保管、遠方配送、繁忙日対策、EC販売、予備在庫にしたい商品は急速冷凍まで進める、と分けた方が現場に合うことがあります。

例えば、翌日の法人弁当に使う副菜はクックチルで運用し、週末イベント用の主菜やソース、冷凍弁当用の米飯、冷凍オードブルはクックフリーズで在庫化します。この切り分けができると、商品ごとに品質と作業負担を調整しやすくなります。

急速冷凍機で仕込みと配送を安定させる方法

急速冷凍機を導入する目的は、単に保存期間を延ばすことではありません。繁忙日に集中する仕事を平準化し、品質を落とさずに販売機会を増やすことです。

平日仕込みで週末やイベント日に備える

注文が集中する日だけに人員を集める運用は、採用難の時代には続けにくくなっています。平日に主菜、副菜、ソース、スープ、米飯、デザートを仕込み、急速冷却・急速冷凍しておけば、週末やイベント日は仕上げ、盛り付け、配送に集中できます。

作業の平準化は、品質の安定にもつながります。余裕のある日にベテランが仕込み、決めた手順で冷却・冷凍・保管しておけば、繁忙日に新人や応援スタッフが入っても、提供品質を合わせやすくなります。

法人弁当や仕出しの欠品を防ぐ

法人向けの弁当や仕出しでは、決まった時間に数量をそろえることが重要です。急な追加注文、配送先の変更、仕込みミスがあると、欠品や代替対応が必要になります。

急速冷凍機で主菜や副菜の一部を冷凍ストックしておけば、急な数量変更にも対応しやすくなります。すべてを冷凍品にするのではなく、当日調理品と冷凍ストックを組み合わせることで、品質と安定供給のバランスを取りやすくなります。

冷凍商品化で売上アップにつなげる

ケータリング・デリバリーの強みは、すでに人気メニューや顧客接点を持っていることです。急速冷凍機で品質を維持できれば、店舗外販売、冷凍弁当、冷凍オードブル、パーティーセット、スープ、ソース、惣菜セット、ギフト商品、EC販売へ展開できます。

冷凍食品の通販を伸ばす場合は、冷凍食品のEC・通販を成功させるポイントが参考になります。中食向けの商品設計は、中食の急速冷凍で品質と利益を両立する方法惣菜・調理済み食品の急速冷凍活用法もあわせて確認してください。

PBや共同開発商品にもつなげる

法人顧客、ホテル、売店、スーパー、道の駅、観光施設、EC事業者と取引がある場合は、冷凍商品をPBや共同開発商品として展開できる可能性があります。人気のケータリングメニューを、家庭用の冷凍惣菜、ギフトセット、業務用パック、施設向け備蓄食として設計する流れです。

この場合、味だけでなく、包装形態、賞味期限、表示、製造ロット、配送温度、解凍・再加熱手順まで設計します。急速冷凍機は、厨房内の効率化だけでなく、販路拡大の土台になります。

商品別に見る急速冷却・急速冷凍の使い方

ケータリング・デリバリーでは、扱う商品が幅広いため、商品別に冷却・冷凍の考え方を分けます。弁当だけ、惣菜だけで考えると、売上アップにつながる商品を見落とします。

商品カテゴリ急速冷却で見る点急速冷凍で見る点販売・運用の出口
法人弁当・会議弁当米飯、主菜、副菜の冷却タイミング主菜・副菜の冷凍ストック欠品防止、繁忙日対応
仕出し・法事料理盛り付け前の冷却、結露防止煮物、焼き物、魚料理の在庫化予約対応、廃棄削減
オードブル・パーティー料理容器内の水分、盛り付け崩れ冷凍オードブル、イベント予備高単価セット、ギフト
スープ・ソース・煮込み粗熱取り、離水、香りパウチ品、業務用パックEC、卸、施設向け
米飯・丼・おにぎり炊飯後の乾燥、硬さ冷凍米飯、冷凍弁当法人配送、冷凍販売
肉料理・魚料理ドリップ、火入れ後の乾燥主菜ストック、冷凍惣菜定期便、PB商品
揚げ物衣の水分、油戻り半製品、完成品の冷凍再加熱商品、惣菜セット
デザート・菓子クリーム、ムース、果物の状態冷凍スイーツ、ギフトEC、土産、売店

米飯や弁当は再加熱後の状態を見る

米飯や弁当は、冷却・冷凍の影響が出やすい商品です。炊きたてを長く自然放冷すると、表面が乾き、再加熱後の食感が硬くなることがあります。冷凍弁当では、米飯、主菜、副菜、ソース、容器内の水分バランスをまとめて確認します。

急速冷却で止める弁当と、冷凍弁当にする商品は、同じ設計にはなりません。チルド配送なら冷却後の保管時間、冷凍販売なら解凍・再加熱後の品質を見ます。

肉料理や魚料理はドリップと乾燥を見る

焼き魚、照り焼き、ロースト、ハンバーグ、唐揚げ、煮魚、ステーキ、チキン料理では、冷却中の乾燥、冷凍後のドリップ、再加熱後の硬さを確認します。高単価のケータリングでは、見た目と食感がそのまま評価につながります。

高湿度の3D冷気で食品を包む3Dフリーザーは、乾燥や目減りを抑えたい肉料理・魚料理におすすめです。中心温度、表面状態、再加熱後の歩留まりを凍結テストで確認すると、導入後の運用を組みやすくなります。

揚げ物は衣の状態と包装タイミングを見る

コロッケ、唐揚げ、フライ、カツなどの揚げ物は、衣の水分、油戻り、飛散、再加熱後の食感を見ます。熱いまま包装すると結露が出やすく、冷却が遅いと衣が重くなる場合があります。

リキッドフリーザーは包装済みの商品では候補になりますが、出来上がった揚げ物を未包装のまますぐ液体に入れることはできません。包装待ちの間に品質が落ちる商品では、包装前に急速冷却・急速冷凍を確認しやすい3Dフリーザーがおすすめです。

スープやソースは分離と包装作業を見る

スープ、カレー、シチュー、ソース、煮込み料理は、パウチ化や業務用パックに向いています。ただし、冷却が遅いと風味や色、具材の状態に影響が出る場合があります。袋詰め、脱気、シール、冷却、冷凍、保管の順番を整理します。

包装方法の基本は、急速冷凍食品の包装方法が参考になります。液状品は包装後の凍結に向く商品もありますが、具材入りや高単価商品では、冷却前後の見た目と食感を必ず確認します。

デザートやギフト商品は商品化の見た目を見る

ケータリング事業者が冷凍スイーツやギフト商品へ広げる場合、味だけでなく、箱を開けたときの見た目、クリームやフルーツの状態、解凍後の水分、包装デザインまで見ます。冷凍商品は、配送時点ではなく、受け取った人が開封した瞬間に評価されます。

売店、EC、ギフト、法人向け手土産に展開する場合は、架空ではなく実際の商品名、容量、価格帯、配送温度、同梱物、再冷凍不可の表示などを設計します。

3Dフリーザーでケータリング商品の乾燥やドリップや再加熱後品質をテストするイメージ

3Dフリーザーがおすすめなケータリング・デリバリー商品

3Dフリーザーは、急速冷却から急速冷凍までを同じ考え方で確認しやすい設備です。特に、乾燥、目減り、ドリップ、包装制約、商品切替が課題になるケータリング・デリバリー商品に向いています。

高湿度の3D冷気で乾燥を抑えやすい

ケータリング商品は、調理後すぐに食べる店内料理と違い、冷却、保管、配送、再加熱を通ります。ここで乾燥や目減りが出ると、商品価値が落ちます。

KOGASUNの3Dフリーザーは、高湿度の3D冷気で食品を包み込むように冷却・凍結します。一般的なエアブラスト式で乾燥が気になる商品、ブラストチラーで冷却できても再加熱後のパサつきが気になる商品では、3Dフリーザーがおすすめです。

3Dフリーザーの特徴は、3Dフリーザーの特徴で確認できます。

未包装、トレー、容器入りで試しやすい

リキッドフリーザーは、実務上、防水包装や密封包装が前提になりやすい方式です。袋に入れにくいオードブル、トレー盛り、容器入り弁当、焼きたて商品、揚げ物、米飯、デザートでは、包装前に冷却したい場面があります。

3Dフリーザーなら、未包装、トレー入り、容器入り、袋入りなど、実際の販売形態に近い状態で急速冷却・急速冷凍のテストができます。商品ごとに、凍結前包装がよいか、凍結後包装がよいかを比べやすくなります。

多品種少量と商品切替に向いている

ケータリング・デリバリーでは、日によってメニューが変わります。法人弁当、会議弁当、オードブル、スープ、デザート、季節メニュー、イベント用料理を同じ厨房で扱うこともあります。

液管理や包装条件に縛られにくい設備であれば、多品種少量のテストや商品切替がしやすくなります。標準機で合わない現場では、処理量、トレー寸法、ラック段数、搬入経路、既存ラインとの接続、冷却専用・冷凍専用・冷却冷凍共用まで整理し、オーダーメイド仕様で相談するのがおすすめです。

製品構成を確認したい場合は、3Dフリーザー製品情報をご覧ください。

比較・選定で迷ったら
食品や処理量に合う急速冷凍機を、カタログと導入相談で具体的に確認できます。
仕様・寸法はカタログで確認し、設置可否や機種選定は導入相談で確認できます。

導入前に決めること

急速冷却機や急速冷凍機は、導入してから商品を考えるより、先に運用条件を決めておく方が失敗しにくくなります。ケータリング・デリバリーでは、厨房の流れと販売先を同時に見ます。

1日の最大処理量を決める

設備容量は、平均注文数ではなく、繁忙日の最大処理量から考えます。法人弁当ならピーク日の食数、イベントケータリングなら最大案件の品目数と量、冷凍商品化なら1ロットの製造量を確認します。

ただし、大きい設備を入れればよいとは限りません。冷却・冷凍する商品、トレー寸法、ラック段数、搬入経路、設置スペース、作業者の人数、洗浄動線まで見ます。標準機で合わない場合は、オーダーメイド仕様の相談が有効です。

冷却だけの商品と冷凍商品を分ける

翌日配送のチルド弁当、短期提供の副菜、施設向けの短期保管品は、急速冷却で止める方が合う場合があります。一方で、冷凍弁当、冷凍オードブル、パウチ商品、EC向け商品、ギフト商品、予備在庫は、急速冷凍まで進める設計が向きます。

この切り分けをせずに全商品を同じ運用にすると、解凍作業が増えたり、不要な在庫を持ったり、冷蔵配送で足りる商品まで冷凍してしまうことがあります。

包装前後のどちらで冷やすか決める

包装前に冷却するのか、包装後に冷却・冷凍するのかで、設備の合う方式が変わります。袋入りスープやパウチ商品は包装後に処理しやすい一方、弁当、オードブル、揚げ物、パン、米飯、焼き魚、トレー惣菜は包装前の冷却が合う場合があります。

リキッドフリーザーを検討する場合は、包装資材、シール強度、袋破れ、液管理、清掃、商品切替、包装待ちの自然放冷まで含めて見ます。包装待ちで乾燥や目減りが出る商品では、3Dフリーザーのように包装前の急速冷却・急速冷凍を確認しやすい設備がおすすめです。

衛生管理と表示を確認する

冷凍食品として販売する場合は、製造許可、施設基準、表示、賞味期限、保存方法、解凍・再加熱表示などを確認します。食品衛生に関わる内容は、地域や販売形態によって確認先が変わる場合があります。

基本的な考え方は、急速冷凍と食品衛生法も参考にしてください。実際に販売へ進める場合は、管轄の保健所や専門家に確認しながら進める必要があります。

自社商品で凍結テストを行う

ケータリング・デリバリーの商品は、レシピ、厚み、容器、包装、配送方法、再加熱方法で結果が変わります。カタログ上の処理量だけで判断せず、自社商品で急速冷却・急速冷凍を試すことが大切です。

テストでは、中心温度、冷却時間、重量変化、ドリップ、容器内の結露、盛り付け崩れ、再加熱後の食感、配送後の見た目を確認します。KOGASUNでは、凍結テストで実際の商品を使った確認ができます。

失敗しやすい運用

設備を入れても、運用設計が粗いと効果が出ません。ケータリング・デリバリーでは、冷却・冷凍そのものより、前後工程の詰まりで失敗することが多くなります。

冷却待ちの台車が厨房を圧迫する

急速冷却機や急速冷凍機を入れても、投入前の商品が台車で渋滞していると、厨房の動きは改善しません。調理完了時刻、投入順、トレー枚数、ラックの回転、洗浄、包装開始時刻まで含めて設計します。

特に大量調理では、冷却設備の容量だけでなく、前後の作業者数と動線が合っているかを見ます。

解凍・再加熱手順が曖昧になる

冷凍商品を販売する場合、厨房側では問題なくても、顧客側の解凍・再加熱で品質が崩れることがあります。電子レンジ、湯せん、オーブン、スチコン、自然解凍、冷蔵解凍のどれを指定するかで、味と見た目が変わります。

法人向け、家庭向け、施設向け、イベント向けで、再加熱設備が違います。商品ごとに、誰がどこで温めるのかを決めてから冷凍設計を行います。

ランニングコストを電気代だけで見てしまう

急速冷凍機のランニングコストは、電気代だけでは判断できません。霜付き、デフロスト停止、包装資材、液管理、拭き取り、清掃時間、作業時間、歩留まり、廃棄削減、販売機会まで含めて見ます。

例えば、電気代が低く見えても、包装作業に人手がかかり、液管理や清掃に時間がかかり、自然放冷で目減りが増えるなら、実際の利益改善は小さくなります。逆に、冷却・冷凍工程を短くして廃棄と作業時間を減らせるなら、設備投資の意味は大きくなります。

冷凍できる商品だけで販路を考えてしまう

冷凍に向く商品だけを見ていると、ケータリング事業の伸びしろを狭めます。短期配送はクックチル、長期配送やECはクックフリーズ、当日対応は作りたて、予備在庫は冷凍ストックというように、販売先に合わせて組み合わせます。

冷凍商品化は、厨房の空き時間を使った売上アップ策にもなります。法人向け定期便、冷凍弁当、冷凍オードブル、ギフトセット、EC、施設向け卸、PB商品まで見ておくと、設備の使い道が広がります。

自社商品で確認したい方へ
カタログだけで判断しにくい仕上がりは、実際の食材で凍結テストできます。
乾燥・ドリップ・形崩れ・解凍後の品質など、導入前に自社商品の状態で確認できます。

ケータリング・デリバリーの急速冷凍に関するよくある質問

ケータリング・デリバリーでは急速冷却と急速冷凍のどちらが必要ですか?

両方を分けて考えるのがおすすめです。短期提供やチルド配送では急速冷却、長期保管、遠方配送、冷凍商品化、予備在庫では急速冷凍が向きます。商品ごとにクックチルとクックフリーズを切り分けると、無駄な作業を減らしやすくなります。

ケータリング料理を自然放冷してから冷凍しても問題ありませんか?

自然放冷だけに頼ると、冷却に時間がかかり、表面乾燥、目減り、ドリップ、結露、作業スペースの圧迫が起きる場合があります。加熱後の商品は、急速冷却設備や、急速冷却から急速冷凍まで使える設備で工程を短くする設計がおすすめです。

ブラストチラーと急速冷凍機はどちらを選べばよいですか?

短期保管やチルド配送が中心ならブラストチラー、冷凍在庫や冷凍商品化まで行うなら急速冷凍機が必要になります。冷却と冷凍の両方を使う商品が多い場合は、1台で急速冷却から急速冷凍まで確認できる設備を検討すると、運用を組みやすくなります。

3Dフリーザーはケータリング・デリバリーに向いていますか?

乾燥、目減り、ドリップ、包装制約、商品切替が課題になるケータリング・デリバリーでは、3Dフリーザーがおすすめです。高湿度の3D冷気で食品を包むため、弁当、惣菜、米飯、肉料理、魚料理、揚げ物、デザートなどを、販売形態に近い状態でテストしやすくなります。

リキッドフリーザーはケータリング商品に使えますか?

真空包装済みの商品、パウチ品、スープ、ソースなどでは候補になります。ただし、防水包装や密封包装が前提になりやすいため、出来上がり直後の弁当、オードブル、揚げ物、パン、米飯、容器入り商品をすぐ冷却・冷凍する運用には合わない場合があります。

冷凍弁当や冷凍オードブルを販売する場合、何を確認すべきですか?

味だけでなく、解凍・再加熱後の米飯、主菜、副菜、容器内の水分、見た目、配送温度、包装、表示、賞味期限、販売許可を確認します。食品衛生や表示に関わる内容は、販売形態に合わせて保健所や専門家へ確認してください。

急速冷凍機の容量はどう決めればよいですか?

平均注文数ではなく、繁忙日の最大処理量から考えます。あわせて、商品サイズ、トレー寸法、ラック段数、投入回数、設置スペース、搬入経路、作業者数を確認します。標準機で合わない場合は、オーダーメイド仕様で相談するのがおすすめです。

冷凍商品化で売上アップは狙えますか?

狙えます。人気メニューを冷凍弁当、冷凍オードブル、スープ、ソース、惣菜セット、ギフト商品、EC商品、PB商品へ展開できれば、厨房の空き時間を使った売上向上につながります。ただし、商品設計、包装、配送、表示、再加熱手順まで整える必要があります。

凍結テストでは何を見ればよいですか?

中心温度、冷却時間、重量変化、ドリップ、乾燥、容器内の結露、盛り付け崩れ、解凍後の食感、再加熱後の状態、配送後の見た目を確認します。ケータリング商品は品目が多いため、代表商品だけでなく、米飯、主菜、副菜、ソース、揚げ物、デザートを分けて試すのがおすすめです。

ケータリング・デリバリーで急速冷却・急速冷凍を活用するまとめ

ケータリング・デリバリーでは、注文集中、粗熱取りの待ち時間、配送後の品質、キャンセル、廃棄、作業スペースの圧迫が課題になりやすくなります。これらを改善するには、急速冷凍だけでなく、調理後の急速冷却から工程を見直すことが大切です。

短期提供やチルド配送はクックチル、長期保管や冷凍商品化はクックフリーズ、繁忙日対策は冷凍ストック、売上アップは冷凍弁当、冷凍オードブル、EC、ギフト、PB商品へ広げる流れで考えると、設備の使い道が明確になります。

エアブラスト式やブラストチラーは冷却・冷凍に使えますが、商品によっては乾燥、目減り、冷却ムラ、霜付き、再加熱後のパサつきを確認する必要があります。リキッドフリーザーは包装済み商品では候補になりますが、防水包装や密封包装が前提になりやすく、出来上がり直後の商品を未包装で冷却・冷凍したい場合には合わないことがあります。

弁当、惣菜、米飯、肉料理、魚料理、揚げ物、オードブル、デザートを扱うケータリング・デリバリーでは、高湿度の3D冷気で急速冷却から急速冷凍まで確認しやすい3Dフリーザーがおすすめです。具体的な機種選定や凍結テストをご希望の場合は、下のカタログダウンロード・お問い合わせからお気軽にご相談ください。

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