ラムヒレ肉の冷凍保存方法!美味しく保存する方法と解凍後の楽しみ方

ラムヒレ肉の基本情報

ラムヒレ肉は、子羊(生後1年未満の羊)の背骨に沿った最も柔らかい部位で、脂肪が少なく赤身が中心の高級部位です。非常に柔らかく繊細な食感で、淡白ながらも上品な風味が特徴です。良質なタンパク質が豊富で、鉄分やビタミンB群、亜鉛などのミネラルも含まれています。特にビタミンB12は神経系の健康維持に役立つとされています。

ラムヒレ肉は主にオーストラリアやニュージーランドからの輸入品が多く流通していますが、希少部位のため市場にはあまり出回っていません。新鮮で美味しいラムヒレ肉を選ぶポイントとしては、肉の色が鮮やかな赤色で、しなやかな弾力があり、表面に光沢があるものが良質です。また、脂肪が白く均一で、肉の匂いが新鮮であることも重要です。

ラムヒレ肉を冷凍保存する理由は、希少で高価な部位を無駄なく長期間楽しむためです。冷凍することで栄養価や風味を保ちながら、日持ちを延ばすことができます。

ラムヒレ肉の冷凍保存方法

まず、ラムヒレ肉を冷凍する際の準備ですが、新鮮なラムヒレ肉を購入したら、なるべく早く処理することが大切です。購入時の包装のままだと、空気が多く入っていて冷凍焼けの原因になるので、一度取り出して新たに包装し直すことをおすすめします。

ラムヒレ肉の冷凍方法は主に2つあります。一つはそのまま冷凍する方法、もう一つは下処理してから冷凍する方法です。

そのまま冷凍する場合は、ラムヒレ肉の表面の水分をキッチンペーパーでよく拭き取り、一食分ずつに分けてラップで密閉します。空気に触れないようにしっかりと包むことがポイントです。その後、フリーザーバッグに入れて脱気し、密封します。保存に適した袋は、冷凍用のジップロックなどの密封性が高いものが望ましいです。

下処理してから冷凍する場合は、表面の筋(シルバースキン)を取り除いてから冷凍します。これにより、解凍後の食感が良くなります。また、ハーブやスパイスでマリネしてから冷凍する方法もあります。下処理したラムヒレ肉は水分をよく拭き取り、同様にラップとフリーザーバッグで密封保存します。

ラムヒレ肉は繊細な部位なので、他の肉と一緒に保存せず、単独で包装して冷凍することをおすすめします。また、冷凍庫の温度が一定に保たれる場所に保存するようにしましょう。

ラムヒレ肉の解凍方法と美味しく食べるコツ

冷凍ラムヒレ肉の解凍方法はいくつかあります。最も良い方法は、冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍する方法です。ラップやフリーザーバッグに入れたまま、一晩かけてじっくり解凍することで、肉汁の流出を最小限に抑え、風味を損なわず美味しく食べられます。急いでいる場合は、密封したまま流水で解凍することもできますが、肉質が変わりやすいので注意が必要です。

解凍後のラムヒレ肉は、「ラムヒレのロースト」や「ラムヒレのステーキ」など、シンプルな調理法が最も美味しく食べる方法です。特に「ラムヒレのロゼ焼き」は、柔らかさと旨味を存分に楽しめる一品です。また、「ラムヒレのハーブグリル」や「ラムヒレのワイン蒸し」も絶品です。解凍した時点で若干の風味が逃げている場合は、ハーブやスパイス、塩、オリーブオイルなどのシンプルな調味料を使い、肉本来の味を引き立てるようにしましょう。

解凍方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

より高度な冷凍品質を保持する方法

ラムヒレ肉をはじめとした高級肉は家庭でも冷凍保存が可能ですが、業務用急速冷凍機を使用することで、さらに高度な品質を保持した冷凍保存が可能になります。肉の繊細な食感や風味を保つためには、プロの冷凍技術が欠かせません。

一般的な冷凍と急速冷凍の違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。

食品の鮮度や美味しさを保つ冷凍方法としてお勧めしたいのが、3Dフリーザー®です。3Dフリーザー®は、世界各国で特許取得の3D凍結技術を搭載し、食品業界での導入事例も多く、その効果が実証されています。通常の業務用急速冷凍機では冷凍不可能な食材にも対応しており、ラムヒレ肉などの高級肉も鮮度や旨味を損なうことなく高品質な冷凍が可能です。

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