ブリを特殊冷凍!品質検証テストやってみました

今回はブリの冷凍テストを行いました。
青魚のなかでも、臭みが少なく脂がのった上品な味わいのブリは、栄養価も高く幅広い料理でおいしく食べられる人気の魚です。3Dフリーザー®で冷凍することで品質や見た目はどうなのか、試してみたいと思います。 

ブリフィレを冷凍


冷凍テスト当日。早朝、熊本から2時間かけて養殖したブリが届きましたので、さっそく冷凍テストを実施しました。庫内温度-45℃で1時間!ガチガチに凍りました。写真は3Dフリーザー®からブリを取り出す様子です。

ブリフィレを解凍


左側の切り身が3D凍結後に解凍したブリ、右側が冷凍前のブリです。解凍後のブリは、生のブリと比べて全く遜色ないのが分かります。これには、お客様も驚かれておりました。


解凍後の品質を確認するため、断面を拡大撮影しました未凍結のブリと同じように劣化がほとんどないことがわかります。

試食した結果


3D冷凍したブリを解凍し、刺身を作りました。試食してみると臭みもなく脂がのってプリっとした歯ごたえもあり、未凍結のブリと判断がつかないとのご意見を頂きました。非常に美味しかったです。

何故、良い状態で仕上がったのか


一般的な冷凍方法で凍らせた場合、組織内にできる氷の結晶が大きくなってしまい、細胞膜が壊れやすくなります。対して、3D凍結®は、3D冷気(高湿度冷気)で包み込むように全方位から均一に急速冷凍するため、組織内に発生する氷の結晶は小さくなり、組織破壊を最小限に抑えることが可能です。 

その結果、ブリの刺身も細胞が壊れることがなく、ドリップの流出がありませんでした。
旨み成分や栄養素が流出する事がなく、見た目の美味しさや食感も保たれたまま冷凍することができました。

新鮮な状態で、3Dフリーザーで急速冷凍しておくと、ブリの身が劣化することなく長期保存が可能になるため、いつでも旬の味をお届けすることが可能になります。 

コガサンでは、ご相談内容に応じて冷凍テストを無料で実施しております。「3D凍結®の品質を確かめたい」とお考えの方はぜひご検討ください。また、急速冷凍にご興味のある方、ご質問などがある方もお気軽にお申込ください。

鮮魚の3Dフリーザー®導入事例

KOGASUN PRESS

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