福岡県飯塚市で40年以上続く老舗「焼とり専門 天喜(てんき)」様。 コロナ禍を機にスタートした「冷凍自販機」での販売が好調でしたが、その裏では深刻な課題を抱えていました。 それは、既存の冷凍機のスペック不足による「生産効率の悪さ」と「冷凍ムラ」です。 今回は、3Dフリーザー®への入れ替えによって生産能力を3倍以上に高め、人気商品の欠品を解消した成功事例をご紹介します。
【導入企業】焼とり専門 天喜様(福岡県飯塚市)

創業40年を超える地域密着の焼鳥店。九州産の素材にこだわり、創業以来継ぎ足しの秘伝のタレで焼き上げる焼鳥は、地元で絶大な人気を誇ります。 コロナ禍において、店舗の味を家庭でも楽しめるよう「冷凍自販機」を設置。手軽に本格的な焼鳥が買えると評判になり、新たな収益の柱となっています。
導入前の課題:自販機が好調ゆえの「生産の限界」

当初は小型の冷凍機(約100本収納)を使用していましたが、自販機の需要が増えるにつれて限界が見えてきました。
- 課題1:生産能力不足 一度に冷凍できる量が少なく、さらに連続運転すると冷却能力が落ちてしまうため、製造が追いつかず自販機が頻繁に「欠品」していた。
- 課題2:冷凍ムラ 庫内の場所によって凍り方に差が出てしまい、品質にばらつきが生じていた。
- 課題3:デフロスト(霜取り)の手間 2〜3時間稼働させると霜取りのために一度解凍・清掃作業が必要で、作業効率が悪かった。
導入の決め手:課題をすべて解決する「連続運転」と「均一冷却」
福岡の展示会で3Dフリーザー®に出会い、まさに抱えていた悩みを解決できる機能が備わっていると直感しました。
- 連続運転が可能: 8時間以上連続で稼働させても能力が落ちないため、一日中製造を続けられる。
- 3D冷気による均一性: 庫内の奥でも手前でも、冷気が均一に当たるため、場所による凍結ムラがない。
- 信頼性とコスト: 国産(下関製)という安心感に加え、他社と比較しても良心的な価格設定だったこと。
導入後の効果:生産量は3倍増!欠品知らずの体制へ
導入前は100本足らずだった一度の冷凍量が、3Dフリーザー®では一気に300本まで可能に。 その効果は数字以上に現場のオペレーションを劇的に改善しました。
1. 【生産性向上】1日900本の大量生産も余裕に

1回300本の冷凍を1日3回転させても、最後の900本目まで-35℃の安定した温度で急速冷凍が可能に。 「生産性がかなり上がった」と実感されており、月に数回設けている集中製造日(朝から晩まで)もスムーズに回せるようになりました。
2. 【売上機会の最大化】自販機の「欠品」がゼロに
生産スピードが上がったことで、常に十分な在庫を確保できるようになりました。 以前は多かった自販機の「売り切れ」がほぼなくなり、販売機会ロスを解消。お客様をガッカリさせることもなくなりました。
3. 【品質安定】最初と最後で品質が変わらない

大量に冷凍しても、すべての串がガッチリと均一に凍結。 解凍後のドリップも少なく、お店で食べるのと変わらない「美味しさ」を安定して提供できるようになりました。
【お客様の声】焼とり専門 天喜様より
「以前は100本足らずのフリーザーでしたが、今は一気に300本入れられ、生産性がかなり上がりました。 連続で900本冷凍しても能力が変わらず、最初と最後で製品のばらつきがありません。 おかげで自販機の欠品もほぼなくなり、前より随分良くなりました。 担当の方の対応も良く、設置からアフターまで全てやってくれるので安心です。」
まとめ:冷凍自販機の成功は「バックヤード」で決まる
天喜様の事例は、「冷凍自販機ビジネスを成功させるには、それを支える製造(冷凍)能力が不可欠であることを教えてくれます。 「自販機を入れたけれど製造が追いつかない」「品質が安定しない」とお悩みの飲食店様にとって、連続運転に強い3Dフリーザー®は最適な解決策と言えるでしょう。
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ご協力いただいた企業様

焼とり専門 天喜 様
- 飲食店 冷凍自販機での販売
- 福岡県飯塚市飯塚11-8
- 筑豊テイクアウトガイド 焼とり専門 天喜 様のページ
