牛ハツの冷凍保存方法!美味しく保存する方法と解凍後の楽しみ方

牛ハツの基本情報

牛ハツ(牛心臓)は、赤身が多く引き締まった肉質で、独特の弾力と食感が特徴の内臓肉です。しっかりとした噛みごたえと濃厚な風味があり、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。また、ビタミンB群(特にB12)、鉄分、亜鉛などのミネラルも非常に多く含まれており、エネルギー代謝の促進や貧血予防に特に効果的です。さらに、タウリンなどの機能性成分も含まれているため、心臓や肝臓の健康維持にも役立ちます。

牛ハツは国内では焼肉店や専門のホルモン店、精肉店などで取り扱われています。一般のスーパーではあまり見かけない希少部位です。国産牛のほか、オーストラリア産、アメリカ産などの輸入牛も流通しています。新鮮で美味しい牛ハツを選ぶポイントとしては、色が鮮やかな深紅色で光沢があり、弾力があるものが良質です。また、血液がしっかり抜かれ、異臭がないものを選ぶと良いでしょう。

牛ハツを冷凍保存する理由は、希少部位である牛ハツを長期間楽しむためです。冷凍することで栄養価や旨味を保ちながら、日持ちを延ばすことができます。

牛ハツの冷凍保存方法

まず、牛ハツを冷凍する際の準備ですが、新鮮な牛ハツを購入したら、なるべく早く処理することが大切です。牛ハツは、表面を流水でよく洗い、内部の血液や血管を丁寧に取り除きます。そのまま冷凍する方法と、食べやすい大きさにスライスやカットしてから冷凍する方法があります。焼肉用には5mm程度の厚さに、煮込み料理用には一口大にカットしておくと便利です。

牛ハツは一食分ずつに小分けにすると後で使いやすくなります。ラップでしっかりと包み、空気に触れないようにすることがポイントです。その後、フリーザーバッグに入れて脱気し、密封します。保存に適した袋は、冷凍用のジップロックなどの密封性が高いものが望ましいです。

また、下味をつけてから冷凍する方法もあります。塩麹、醤油、にんにく、しょうが、唐辛子などでマリネしてから冷凍すると、解凍後すぐに調理できるだけでなく、味が染み込んでより美味しく仕上がります。特に焼肉用に下味をつけておくと、解凍後すぐに調理できて便利です。

牛ハツの解凍方法と美味しく食べるコツ

冷凍牛ハツの解凍方法はいくつかあります。最も良い方法は、冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍することです。スライスの場合は4~6時間、ブロック状のものでも6~8時間程度で解凍できます。急いでいる場合は、フリーザーバッグのまま流水で解凍すると比較的早く解凍できますが、水分が流れ出ないように注意が必要です。

解凍後の牛ハツは、その弾力ある食感と風味を活かす調理法が最適です。最も一般的な食べ方は焼肉で、強火で素早く焼き上げることで、表面はカリッと香ばしく、中はジューシーに仕上がります。長時間焼きすぎると硬くなるので、程よい焼き加減を見極めることが大切です。

また、スライスした牛ハツを醤油やポン酢などで味付けした「ハツ刺し」や、煮込み料理(モツ煮込みなど)にも活用できます。煮込み料理の場合は、はじめに下茹でをして余分な血液や臭みを取り除いてから調理すると良いでしょう。さらに、細かく刻んでギョーザやハンバーグの具材として使うアレンジも人気です。

解凍方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

より高度な冷凍品質を保持する方法

牛ハツをはじめとした内臓肉は家庭でも冷凍保存が可能ですが、業務用急速冷凍機を使用することで、さらに高度な品質を保持した冷凍保存が可能になります。肉の繊細な風味や食感を保つためには、プロの冷凍技術が欠かせません。

一般的な冷凍と急速冷凍の違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。

食品の鮮度や美味しさを保つ冷凍方法としてお勧めしたいのが、3Dフリーザー®です。3Dフリーザー®は、世界各国で特許取得の3D凍結技術を搭載し、食品業界での導入事例も多く、その効果が実証されています。通常の業務用急速冷凍機では冷凍不可能な食材にも対応しており、牛ハツなどの内臓肉も鮮度や旨味を損なうことなく高品質な冷凍が可能です。

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