わかめの冷凍保存方法!美味しく保存する方法と解凍後の楽しみ方

わかめの基本情報

わかめは、日本の沿岸部に生息する海藻の一種で、古くから日本人の食卓に欠かせない食材です。低カロリーでありながら食物繊維やミネラル、ビタミン類が豊富に含まれています。特にフコイダンやアルギン酸などの水溶性食物繊維は、腸内環境を整え、コレステロール値の低下にも効果があるとされています。また、カルシウム、マグネシウム、ヨードなどのミネラルも豊富に含まれており、健康維持に役立ちます。

わかめは国内では主に三陸地方や鳴門などが名産地として知られていますが、全国各地の沿岸部で養殖されています。新鮮で美味しいわかめを選ぶポイントとしては、色が鮮やかな濃い緑色で、艶があり、葉が厚みのあるものが良質です。生わかめの場合は、弾力があり、香りが新鮮なものを選ぶと良いでしょう。

わかめを冷凍保存する理由は、旬の時期(春)に収穫された新鮮なわかめを長期間楽しむためです。冷凍することで栄養価や風味を保ちながら、日持ちを延ばすことができます。

わかめの冷凍保存方法

まず、わかめを冷凍する際の準備ですが、新鮮なわかめを購入したら、なるべく早く処理することが大切です。生わかめの場合は、塩抜きをしてから水気をよく切ります。湯通しわかめや乾燥わかめを戻したものの場合は、そのまま水気をよく切ります。

わかめの冷凍方法は主に2つあります。一つは生のまま冷凍する方法、もう一つは下処理してから冷凍する方法です。

生のまま冷凍する場合は、水気を切ったわかめをそのまま冷凍用の容器やフリーザーバッグに入れて脱気し、密封します。この方法は簡単ですが、解凍後は早めに使い切る必要があります。

下処理してから冷凍する場合は、わかめを一度さっと湯通しして冷水で冷やし、水気をしっかり切ってから冷凍します。これにより、解凍後の食感と風味が良くなります。一食分ずつに小分けにし、ラップで丁寧に包み、空気に触れないようにしっかりと包むことがポイントです。その後、フリーザーバッグに入れて脱気し、密封します。保存に適した袋は、冷凍用のジップロックなどの密封性が高いものが望ましいです。

また、あらかじめカットしておくと、解凍後すぐに使えて便利です。わかめの軸(茎)の部分と葉の部分を分けて保存すると、料理によって使い分けることができます。

わかめの解凍方法と美味しく食べるコツ

冷凍わかめの解凍方法はいくつかあります。最も良い方法は、冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍する方法です。数時間かけてじっくり解凍することで、食感や風味を損なわず美味しく食べられます。急いでいる場合は、そのまま調理に使用することも可能です。特に味噌汁やスープなどの汁物に入れる場合は、凍ったままで使うこともできます。

解凍後のわかめは、わかめの味噌汁や酢の物、サラダなど様々な料理に活用できます。特に「わかめと豆腐の味噌汁」や「わかめとキュウリの酢の物」は、わかめの食感と風味を存分に楽しめる一品です。また、「わかめと豚肉の炒め物」や「わかめとごまのサラダ」も栄養満点で美味しいです。解凍した時点で若干の風味が逃げている場合は、醤油やごま油、酢などの調味料を工夫したり、他の食材と組み合わせたりすると美味しく食べられます。

解凍方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

より高度な冷凍品質を保持する方法

3Dフリーザートレーインタイプ(テーブルモデル、1/2ドアモデル)、正面向き横並び、引き、背景透過

わかめをはじめとした海藻類は家庭でも冷凍保存が可能ですが、業務用急速冷凍機を使用することで、さらに高度な品質を保持した冷凍保存が可能になります。わかめの繊細な食感や風味を保つためには、プロの冷凍技術が欠かせません。

一般的な冷凍と急速冷凍の違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。

食品の鮮度や美味しさを保つ冷凍方法としてお勧めしたいのが、3Dフリーザー®です。3Dフリーザー®は、世界各国で特許取得の3D凍結技術を搭載し、食品業界での導入事例も多く、その効果が実証されています。通常の業務用急速冷凍機では冷凍不可能な食材にも対応しており、わかめなどの海藻類も鮮度や風味を損なうことなく高品質な冷凍が可能です。

▼実際に3Dフリーザーをお使いいただいている水産加工様の導入事例

導入をご検討の方は、是非お気軽にご相談ください!

KOGASUN お問い合わせ

KOGASUN 公式YouTubeのご案内

KOGASUN PRESS

3D凍結®で「食」の未来を変える。 技術と品質に絶対の自信をもつKOGASUNが、豊富な経験と専門知識に基づいた有益な情報をお届けします。

関連記事

お問い合わせ