【2025年最新】トンネル型フリーザー導入に使える補助金3選|最大9,000万円!

「トンネル型フリーザーを導入したいが、初期投資が大きい…」 「自社で使える補助金があるなら、ぜひ活用したい!」

最新のトンネル型フリーザーは、食品の品質を飛躍的に向上させ、生産性を高める強力な武器ですが、その導入コストは決して小さくありません。しかし、国や自治体の補助金制度を賢く活用すれば、その負担を大幅に軽減できることをご存知でしょうか?

この記事では、2025年11月時点の最新情報に基づき、トンネル型フリーザーの導入に活用できる3つの主要な補助金を、食品製造業の専門家の視点から徹底的に解説します。

【重要】対象外となる補助金について

•事業再構築補助金: 2025年3月で新規公募が終了しました。

•省エネ補助金: トンネル型フリーザーは「生産設備」と見なされるため、原則として対象外です。

この記事を読めば、あなたの工場に最適な補助金が見つかり、賢い設備投資を実現するための具体的な道筋が見えてくるはずです。

まずはフリーザーの基本から知りたい方は、こちらの完全ガイドをご覧ください。

トンネル型フリーザー完全ガイド|仕組み・価格・選び方から17の疑問に答えます

2025年に使える!トンネル型フリーザー向け補助金3選 比較表

まずは、今回ご紹介する3つの補助金の特徴を一覧で比較してみましょう。

補助金名 補助上限額 補助率 こんな工場におすすめ!
① 新事業進出補助金 最大9,000万円 1/2 工場の新設・増改築を伴う大規模投資をしたい
② ものづくり補助金 最大1,250万円 1/2~2/3 フリーザー導入で新商品開発や生産性向上を目指したい
③ 中小企業省力化投資補助金 最大1,000万円 1/2 フリーザーと連携して包装・梱包なども自動化したい

① 新事業進出補助金:大規模投資に最適!

「事業再構築補助金」の後継として2025年4月からスタートした、今最も注目されている補助金です。工場の新設や増改築といった「建物費」も対象になるのが最大の特徴です。

こんなケースに最適

•冷凍食品事業に新規参入するため、専用の工場を新設したい

•HACCP対応のため、既存工場を大規模に改修し、フリーザーを導入したい

•新ブランド立ち上げに伴い、生産ラインを増設したい

制度概要

項目 内容
補助上限額 最大9,000万円(従業員数21人以下なら最大2,500万円)
補助率 1/2
対象経費 建物費(新築・増改築)、機械装置費、システム構築費など

ポイント:トンネル型フリーザー本体だけでなく、フリーザーを設置するための建屋やクリーンルームの工事費まで補助対象になる可能性があります。まさに、大規模な設備投資を計画している企業のための制度と言えるでしょう。

② ものづくり補助金:新商品開発・生産性向上に!

「もの補助」の愛称で知られる、最もポピュラーな補助金です。革新的な製品・サービス開発や、生産プロセスの改善を目的とした設備投資を支援します。

こんなケースに最適

•最新の3Dフリーザーを導入して、これまで冷凍が難しかった高品質な新商品を開発したい

•フリーザー導入による生産プロセス改善で、生産性を20%向上させたい

•既存事業の付加価値を高めるための設備投資をしたい

制度概要

項目 内容
補助上限額 最大1,250万円(通常枠)
補助率 1/2(小規模事業者は2/3)
対象経費 機械装置費、技術導入費、専門家経費など(建物費は対象外)

ポイント:KOGASUNのトンネル型フリーザーは、「ものづくり補助金」での採択実績があります。革新的な事業計画を立てることで、採択の可能性は十分にあります。申請には、フリーザー導入によって「いかに生産性が向上するか」「いかに革新的な製品が生まれるか」を具体的に示す事業計画書が鍵となります。

③ 中小企業省力化投資補助金:人手不足解消の切り札!

人手不足に悩む中小企業を対象に、IoTやロボットなど、省力化に繋がる設備投資を支援する補助金です。

こんなケースに最適

•トンネル型フリーザーの前後の工程(製品の投入、包装、箱詰めなど)も自動化したい

•フリーザーとロボットアームを連携させて、生産ライン全体の省人化を図りたい

•熟練の職人技を、IoTセンサーとフリーザーの連携でデータ化・自動化したい

制度概要

項目 内容
補助上限額 最大1,000万円(従業員数21人以上の場合)
補助率 1/2
対象経費 機械装置費、システム構築費など

ポイント:カタログ注文型ではなく、対象は、中小企業省力化投資補助金(一般型)になります。

補助金申請の3つの成功ポイント

補助金の採択を勝ち取るためには、いくつかの重要なポイントがあります。

ポイント1:事業計画のストーリー性

なぜトンネル型フリーザーが必要なのか、導入によって自社の経営課題がどう解決され、どのように成長していくのか。審査員を納得させる、一貫性のあるストーリーを描くことが最も重要です。

ポイント2:投資対効果の数値化

「生産性が〇%向上」「人件費を年間〇円削減」「不良率が〇%低下」など、設備投資によって得られる効果を具体的な数値で示し、投資の妥当性をアピールしましょう。

ポイント3:専門家の活用

補助金の申請書類は複雑で、専門的な知識が求められます。採択率を高めるためには、中小企業診断士や行政書士、そして私たちのような設備メーカーの知見を積極的に活用することをおすすめします。

まとめ:最適な補助金活用で、賢い設備投資を

2025年現在、トンネル型フリーザーの導入に活用できる補助金は、主に以下の3つです。

•新事業進出補助金: 工場の新設・増改築を含む大規模投資に

•ものづくり補助金: 新商品開発や生産性向上を目指す場合に

•中小企業省力化投資補助金: ライン全体の自動化・省人化を図る場合に

これらの制度をうまく活用すれば、初期投資の負担を大幅に軽減し、企業の成長を加速させることが可能です。

しかし、どの補助金が自社に最適なのか、複雑な申請書類をどう作成すればいいのか、お悩みの方も多いでしょう。

KOGASUNでは、フリーザーの選定・設計だけでなく、お客様に最適な補助金の提案から、採択実績豊富な専門家と連携した申請サポートまで、一貫してご支援しています。

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