
「冷凍したご飯がパサパサになってしまう…」 「炊き込みご飯を冷凍すると、風味が飛んでしまう…」
ご飯の冷凍は、一見簡単そうに見えて、実は品質を保つのが難しい食材の一つです。
しかし、適切な方法で急速冷凍すれば、炊きたてのふっくら感と美味しさを高いレベルで保つことができます。
本記事では、ご飯・米飯を急速冷凍する方法を、種類別に詳しく解説します。
Contents
ご飯が冷凍で劣化する理由
ご飯が冷凍で劣化する主な原因は、デンプンの老化です。
デンプンの老化とは?
米のデンプンは、炊飯によりα化(糊化)し、柔らかく美味しい状態になります。しかし、時間が経つと、β化(老化)し、硬くパサパサになります。
この老化は、0℃〜3℃で最も進行します。つまり、冷蔵庫での保存は、最も老化しやすい温度帯なのです。
一方、-18℃以下の冷凍では、老化がほぼ停止します。ただし、冷凍するまでの過程で老化が進むと、解凍後もパサパサのままです。
ご飯を美味しく急速冷凍する5つのポイント
1. 炊きたてを熱いうちに冷凍
デンプンの老化を防ぐには、炊きたての熱いうち(60℃以上)に冷凍することが重要です。
•炊飯後、すぐにラップで包む
•粗熱を取ってから急速冷凍機へ
2. 薄く平らに成形
厚みがあると、冷凍に時間がかかり、老化が進みます。
•1食分(150g程度)を薄く平らに
•厚さ2cm程度が目安
3. ラップで密閉
乾燥を防ぐため、ラップでしっかり密閉します。
•空気を抜きながら包む
•二重に包むとさらに効果的
4. 急速冷凍機で素早く冷凍
•-30℃〜-35℃の急速冷凍機で冷凍
•30分〜1時間で-18℃以下に
5. 解凍は電子レンジで
•冷蔵庫解凍はNG(老化が進む)
•電子レンジで一気に加熱(α化状態に戻る)
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詳しくは**【永久保存版】冷凍食品の解凍方法10選**をご覧ください。
種類別|ご飯・米飯の急速冷凍方法
1. 白米
方法:
•炊きたてを1食分(150g)ずつラップで包む
•薄く平らに成形
•粗熱を取ってから急速冷凍
賞味期限: 1ヶ月
解凍方法: 電子レンジで3〜4分加熱
2. 炊き込みご飯
方法:
•白米と同様に、炊きたてを熱いうちに冷凍
•具材が大きい場合は、小さく切る
賞味期限: 1ヶ月
注意: 具材によっては、食感が変わる場合がある(こんにゃく、たけのこ等)
3. チャーハン
方法:
•調理直後、熱いうちに冷凍
•油が多いため、ラップで包む前にキッチンペーパーで余分な油を吸い取る
賞味期限: 1〜2ヶ月
解凍方法: 電子レンジで加熱後、フライパンで炒め直すとパラパラに
4. おにぎり
方法:
•握った直後、熱いうちにラップで包む
•海苔は別に保管(解凍時に巻く)
賞味期限: 1ヶ月
解凍方法: 電子レンジで2〜3分加熱
注意: 梅干しや鮭など、塩分のある具材がおすすめ。マヨネーズ系は分離しやすい。
5. お粥
方法:
•炊きたてを小分けにして冷凍
•水分が多いため、密閉容器がおすすめ
賞味期限: 1ヶ月
解凍方法: 電子レンジで加熱、または鍋で温め直す
業務用での活用事例
事例1: 弁当製造業
課題: 毎朝、大量のご飯を炊くのに時間と人手がかかる。
施策: 前日にご飯を炊き、急速冷凍。翌朝、解凍して弁当に詰める。
効果: 朝の作業時間を2時間短縮。人件費削減。
事例2: 高齢者向け配食サービス
課題: お粥を毎日作るのが大変。
施策: 週に1回まとめてお粥を作り、1食分ずつ急速冷凍。
効果: 調理の手間が大幅に削減。品質も安定。
ご飯の冷凍でよくある失敗と対策
失敗1: パサパサになる
原因: 冷凍が遅い、または冷蔵庫で保存した
対策: 炊きたてを熱いうちに急速冷凍。冷蔵庫保存は避ける。
失敗2: ベチャベチャになる
原因: 水分が多すぎる、または密閉が不十分
対策: 炊飯時の水加減を少し減らす。ラップでしっかり密閉。
失敗3: 臭いが移る
原因: 他の食材の臭いが移った
対策: ラップで二重に包む。または、ジッパー付き保存袋に入れる。
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