ニシン親子バッテラ新名物に

引用元:みなと新聞 2023年4月18日 掲載

北日本水産物が新球場で販売

【北海道】ニシン・カズノコ加工の北日本水産物(北海道増毛町、田谷克頼社長)が販売する締めニシンとカズノコの親子押し寿司「二三一(ふみいち)バッテラ」が、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)で手に入れることができる。

同社は4月からパ・リーグ公式戦の土日祝日開催のホームゲームで、球場3階バックネット裏に飲食ワゴンを出店。「二三一バッテラ」とカズノコ入り「黄金山稲荷(こがねやまいなり)」を販売している。

バッテラといえばサバの押し寿司のイメージが強いが、「二三一バッテラ」は道前浜産を酢締めしたニシンを使い、シャリの中に自社製味付けカズノコを挟んだオリジナルの押し寿司。もともとは2015年、札幌市に開店した「海鮮酒蔵二三一」の人気メニューで、18年には道の駅「あいろーど厚田」(石狩市)に専売店を出店し、行列ができるほどの人気となった。

昨年春には札幌市北区に「二三一バッテラ製造所」を設けて生産能力がアップ。催事向けなどのチルド品を製造する他、出来たてのおいしさを封じ込めた3D凍結の冷凍品も開発した。バッテラ製造や飲食事業は関連会社の「しめ二」(小樽市)が行っている。

ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表が3大会ぶりに優勝を遂げ、盛り上がる今年のプロ野球。エスコンフィールドでの販売時は試合当日に製造所で仕込み、1試合当たり200本の販売目標を掲げる。「全国的に注目を集める新球場で、道産ニシンとカズノコの親子押し寿司を知ってもらいたい」と田谷社長。さらなる知名度アップを狙う。

 

球場で販売する「二三一 バッテラ」
オリジナリティーあふれる道産ニシンとカズノコの押し寿司

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