冷凍シャリ玉、利便性高く

引用元:みなと新聞 2015年3月3日 掲載

3Dフリーザーで急速凍結

【大阪】冷凍寿司、総菜など製造の常楽(大阪市、野田周作社長)は便利で本格的な冷凍シャリ玉を提案する。古賀産業(山口県下関市)の3Dフリーザーで急速冷凍するため、解凍時にドリップの発生を抑えるという。冷凍と分からない味と触感を実現したとして総菜業界などに拡販を目指す。

冷凍米飯で問題になる白蝋化を防ぐため、カイワレダイコンから抽出した成分を加える。コメは国産(関西地方産)100%で、明治創業の老舗メーカーの酒酢、兵庫・赤穂の天塩などを使う。

常楽は創業1979年の寿司小売店。現在も大阪市でテナント出店し、ネタ、シャリにこだわった寿司を製造・販売する。冷凍シャリ玉は同社の職人が培ったシャリ玉をそのまま3D冷凍し、7~8年前から販売を開始。本格的な味と、冷凍のためロスなく使える利便性が強みだ。ホテルの寿司バイキングなどで採用されているという。

同社のその他、3D冷凍した押し寿司やてまり寿司、炊き込みご飯、ホウレンソウやおひたし、きんぴらゴボウなど冷凍総菜も製造・販売する。

▼㈲常楽=℡06・6685.8727

 

便利で本格的な味、食感の冷凍シャリ玉をPRする野田社長

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