さざえの鮮度を保つ3D凍結®|実証データで見る急速冷凍の効果

本記事は、3Dフリーザーラックインタイプ)でさざえを急速冷凍した郵送デモのレポートです。お客様から届いたサンプルを本社ショールームで試験し、手順・結果・ポイントを簡潔にまとめました。テスト後は冷凍便でサンプルをご返送しています。

テスト概要

  • 対象食材:殻付きさざえ
  • 試験場所:KOGASUN 本社ショールーム(郵送デモ)
  • 使用機種:3Dフリーザー ラックインタイプ(製品情報
  • 目的:解凍後の食感・風味と歩留まりの確認、作業再現性の検証
網トレーに載せられた冷凍前のさざえ
【Before】冷凍前のさざえ(網トレーに一層で整列)

テスト手順

  1. 下処理:表面の汚れ・水気を軽く除去し、殻付きのまま一層で整列
  2. 投入:トレー同士の間隔を確保し、庫内の風路を妨げない配置で投入(ラックインタイプは大量処理・再現性に有利)。
  3. 凍結:フリーズモードで芯温-18℃到達まで一気に冷凍。
  4. 保冷・梱包:適正温度で保冷後、評価用に冷凍便で返送
さざえが乗った網トレーをラックインタイプに投入
ラックインタイプへ投入。風路とトレー段間を確保し、ムラを抑制。

テスト結果

  • 外観:凍結ムラや過乾燥が少なく、霜付着も最小限。
  • 解凍想定:冷蔵解凍を基本に、加熱・提供工程へ。ドリップ抑制と食感キープに寄与。
網トレーに載せられた冷凍後のさざえ
【After】急速冷凍後。均一凍結で品質とオペ安定性を両立。

さざえを急速冷凍するときのコツ

  • 一層&間隔:重ねず並べ、風の通り道をつくる。
  • 表面の水分:付着水は凍結効率を落とすため軽く除去。
  • 容器・包装:運用時は凍結→包装→保管の順で温度上昇を最小化
  • 方式理解:通常冷凍との違い(最大氷結晶生成温度帯の通過時間)を理解し、3Dフリーザーの高湿度・均一冷気を活かす(解説記事)。

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