ハモフライでコラボ 

引用元:みなと新聞 2018年10月2日 掲載

広島県市場展示会 オタフクソースと

【広島】広島魚市場(広島市、佐々木猛社長)は9月27日、冬季商品展示会を市中央卸売市場内の同社水産卸売場で開いた。各部のえりすぐり商品の他、荷主や食品メーカーら45社が出展。量販店や外食店のバイヤー、市場関係者など約400人が来場した。

水産加工を手掛ける同社子会社のフレッシュヒロウオは、今年から自社加工を本格化したハモ商品を紹介。湯引きや炙(あぶ)りの他、地元調味料メーカー・オタフクソースとコラボしたハモフライを提案した。ハモは広島・山口主体の瀬戸内海産。梅風味、ゆず胡椒、だし味、お好み味の4種類の味をそろえ、試食を通してPRした。

また、今年導入した3Dフリーザーを刺身商材の凍結などに利用している。同社の担当者は「アニサキスの影響で冷凍刺身商材の需要が増える中、導入後の問い合わせも増えている」と話す。解凍後の肉質も「向上した」といい、展示会では同機を使って冷凍したカンパチやアトランティックサーモン、マダイ、シマアジなどを紹介した。

この他、年末商品ブースでは愛媛・鹿児島・高知産の養殖ブリの食べ比べを実施。「生産者はそれぞれに誇りを持って生産しているが、お客さまが実際に比較できる場は少ない。食べ比べてもらうことで、年末の品ぞろえの参考にしてもらえれば」と担当者。特種部では冷凍のまま電子レンジで簡単料理できるカキ商品などを紹介した。

佐々木社長は「オリジナル性のある商品を増やしながら、自社の商品提案・開発力を高めていきたい」と話している。

 

地元調味料メーカーとコラボし食べ方を提案
広島魚市場 広島
2018年10月02日 19時00分 配信

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