福岡県久留米市のボーテックス様では、見た目も華やかな「DECO寿司」の需要増に対応するため、古賀産業の3Dフリーザー®を試験導入後に正式採用。商品完成状態での冷凍ストックが可能となり、ピーク時の製造負荷を平準化しつつ、遠方への出荷・商談も進展しました。
導入前の課題
- DECO寿司は手間がかかるため、当日製造・当日販売が前提になりやすい
- 鮮度維持の都合で作り置きが難しく、生産の平準化ができない
- 結果として、繁忙期や遠方からの要望に十分応えにくい
解決策:3Dフリーザー®の活用
3Dフリーザー®で商品完成状態のまま高鮮度冷凍を実現。色・食感の保持に配慮しながら、一定期間のストックを可能にしました。これにより、空き時間を使った先行生産がしやすくなります。
導入効果
- 生産効率の向上:ピークに合わせた前倒し製造で人員を有効活用
- 販売機会の拡大:遠方向けの商談・出荷が現実的に
- 品質の安定:見た目・鮮度の再現性が向上し、店頭と持ち帰りの両方で評価
お客様の声(要旨)
店頭人気に加えて持ち帰り需要も伸長。高鮮度のままストックできることで、生産体制に余裕が生まれ、販路開拓にも追い風になったとのことです。
今後の展望
DECO寿司の多様なラインアップを活かし、需要期の計画生産と遠方配送の両立をさらに強化します。
企業情報(概要)
企業名:株式会社ボーテックス(福岡県久留米市)
事業:水産仲卸、鮮魚店・飲食店運営、水産加工 等
参考・出典
本記事は、みなと新聞(2019年3月6日掲載)の内容を参考に、当社視点で再編集した導入事例です。原文の権利は各権利者に帰属します。



