引用元:食肉新聞 2009年6月2日 掲載
神戸市の有限会社太田屋様では、精肉の品質保持と作業効率の改善を目的に、急速冷凍機「3Dフリーザー®」を導入されました。
薄切り肉やレバーなど、従来のアルコール凍結では対応が難しかった小スペックの冷凍品質向上が課題でした。
お客様の声(インタビューより抜粋)
「アルコール凍結では真空包装が必須でしたが、3Dフリーザー®は裸のまま冷凍できるのが魅力です。薄切りなどの小スペック商品でも解凍後にドリップが出ず、商品の角(切り口)も潰れません。」
「繁忙期の12月は、スライス後にシート巻きで事前仕込みができるので、残業も減りました。」
「特にレバーなど内臓系の食感が全く違います。出荷頭数が増える12月に一気に凍結しておけば、翌月以降も安定供給できるのが大きな利点ですね。」
効果と成果
- 真空包装が不要で、資材コスト・手間を削減
- 薄切り肉など小スペックの冷凍に対応
- 解凍時のドリップ抑制で見た目・風味を保持
- 繁忙期前の前倒し仕込みが可能に
- レバーや内臓の食感保持で品質差別化
- 冷凍在庫による供給安定化を実現
会社概要
1999年、神戸市で精肉小売「但馬牛太田屋」を開業。
黒毛和種を約1,000頭飼養する「太田畜産」を中核とし、但馬牛および自社ブランド「太田牛(雌限定)」の直売を行っています。
卸事業に加え、2006年末に開店した「蔓牛焼肉 太田屋」は本場の但馬牛を提供する人気店として知られています。
導入機種
- 使用機種: 3Dフリーザー®(KOGASUN製)
- 用途: 精肉(薄切り肉・内臓・スライス肉)冷凍
- 運用効果: ドリップ低減/作業効率改善/高級部位の品質保持



