不可能とされていた生クリーム、チョコレートの冷凍化を「3Dフリーザー」が可能に。
- 対象食材:デコレーションケーキ、ショートケーキ、チーズケーキなど
- 目的:生産改善・品質向上・コストダウン
- 導入機種:急速冷凍冷却装置「3Dフリーザー」ラックインタイプ
時短、廃棄ロス低減のため、冷凍化を検討。
労働時間の短縮や廃棄ロスの低減を目的に、冷凍による商品化を検討していたが、他メーカー数社の急速冷凍機でのテストでは品質は再現できなかった。「3Dフリーザー」の実証テストで、冷凍前と変わらない再現性に驚きの声とともに導入が決定された。
不可能を可能に、ケーキの冷凍化が実現。
従来、生クリーム、チョコレートは冷凍すると「ス」(気泡)ができたり、乾燥するなどして、冷凍は不可能と判断されていた。「3Dフリーザー」は3次元の冷気で優しく包み込むように冷凍するので、ケーキの形状も壊さず、この不可能を可能にすることができた。
冷凍ストックにより生産調整が可能に、販売機会のロスがなくなった。
生クリームやチョコレートはナッペ(スポンジ台に塗る)した状態で、ショートケーキはカットした状態で冷凍ストック。各店舗の売れ行きを見ながら生産調整できるため大幅なコストダウンにつながっている。(イチゴ等生鮮果物は出荷の最終段階でデコレート)また、労働時間の短縮によりパートなど働き手の確保が容易になった。欠品もなくなり販売機会のロスが皆無に、売上げ増に貢献している。