トンネル型フリーザー完全ガイド|仕組み・価格・選び方から17の疑問に答えます

食品の品質向上、生産性の飛躍、そして新たな商品開発。その全てを実現する鍵、それがトンネル型フリーザーです。

しかし、その導入を検討する際には、数多くの疑問や課題が立ちはだかります。

「そもそも、どんな仕組みなんだろう?」 「価格はどのくらい?電気代は?」 「どうやって選べばいい?設置や工事は?」 「メンテナンスはどうすれば?」

この「トンネル型フリーザー完全ガイド」は、皆様から寄せられる17の具体的な疑問に答えるべく作成した記事になります。

第1章:トンネル型フリーザーの基本を知る

まずは、トンネル型フリーザーがどのような機械なのか、その基本的な仕組みとメリットを理解しましょう。

1-1. トンネル型フリーザーとは?その仕組み

トンネル型フリーザーは、コンベアで運ばれてくる食品に、強力な冷風を吹き付けて急速冷凍する装置です。製品がトンネルを通過する間に凍結が完了することから、この名前が付けられました。連続的に大量の製品を処理できるため、多くの食品工場で生産ラインの心臓部として活躍しています。

1-2. なぜ「急速冷凍」が重要なのか?

食品の品質は、氷結晶生成温度帯(約-1℃~-5℃)をいかに速く通過するかで決まります。ゆっくり凍らせると、食品の細胞内にある水分が大きな氷の結晶となり、細胞膜を破壊してしまいます。これが、解凍時に旨味や栄養が流れ出る「ドリップ」の原因です。

トンネル型フリーザーによる急速冷凍は、氷の結晶を微細なまま凍結させるため、細胞の破壊を最小限に抑え、食品本来の味、食感、見た目を維持することができるのです。

第2章:導入検討の完全ステップガイド

ここからは、実際に導入を検討する際の具体的なステップを、6つのフェーズに分けて解説します。各フェーズで直面する疑問に答える専門記事へ、いつでもジャンプできます。

フェーズ1:情報収集と比較検討

まずは、自社に最適なフリーザーの形を見極める段階です。

フェーズ2:コストと投資計画

導入にはどのくらいの費用がかかり、どうすればコストを抑えられるのか。投資対効果を最大化するための知識を身につけましょう。

フェーズ3:サイズ・仕様の具体化

自社の生産量や製品に合わせて、具体的な機械の仕様を決定していきます。

フェーズ4:設置と工事の計画

機械の仕様が決まったら、次は工場への設置計画です。物理的な制約や法規をクリアにする必要があります。

フェーズ5:その他の導入形態の検討

新品購入以外の選択肢も検討してみましょう。

「レンタルやリースはできる?」「中古品はどうなの?」

フェーズ6:導入後の運用体制の構築

導入後のスムーズな立ち上げと、安全な運用体制を整えます。

第3章:運用と保守の実践マニュアル

導入後、フリーザーの性能を維持し、長く安全に使い続けるための知識です。

3-1. 日常のメンテナンスと衛生管理

日々の正しいメンテナンスと清掃が、製品の安全と機械の寿命を支えます。

3-2. トラブル発生時の対応

万が一のトラブルにも、慌てず対応できる知識を身につけておきましょう。

まとめ:あなたの課題を解決する、最適な一台がここに

このページをここまで読んでくださったあなたは、もはやトンネル型フリーザーについて、かなりの知識をお持ちのはずです。

しかし、知識だけでは解決できないことがあります。それは、「あなたの工場、あなたの製品に、本当に最適な一台は何か?」という、究極の問いです。

私たちコガサンは、単に標準化された製品を販売するメーカーではありません。お客様一社一社の課題に真摯に向き合い、生産ラインや製品に合わせて設計・製造する「完全オーダーメイド」のスタイルを貫いています。

このガイドで解決しなかった疑問、あなたの工場特有の課題、そして私たちの技術について、ぜひ直接お話しさせてください。

そして、私たちの無料凍結テストで、あなたの製品が私たちのフリーザーでどのように生まれ変わるか、その目で確かめてみてください。

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