お好み焼き 急速冷凍 の実機デモをお客様先で実施しました。3Dフリーザー®の高湿度3D冷気で、加熱直後(約90℃)の状態から一気に急速冷却〜急速冷凍。庫内設定-35℃で、中心温度-18℃到達までの目安は約80分でした。粗熱取りなしの直入れ運用が可能で、歩留まりと再現性の両立が見込めます。


Contents
テスト概要(お好み焼きの急速冷却・急速冷凍)
- 目的:お好み焼きの品質(食感・ジューシーさ・見栄え)を保ったまま短時間で-18℃到達
- 手段:3Dフリーザー®(高湿度の3D冷気でムラと乾燥を抑制)
- 運用:粗熱取り不要。加熱直後の製品を直入れで冷却→凍結
- 内部リンク:3Dフリーザー®とは/製品ラインナップ/冷凍・冷却テスト(訪問/郵送/来場)
テスト条件(要点)
| 項目 | 設定・条件 |
|---|---|
| 庫内設定温度 | -35℃ |
| 投入時の状態 | 加熱直後(中心約90℃)を想定 |
| 到達温度 | 中心-18℃(食品衛生上の到達基準) |
| 目安時間 | 約80分(ロット/厚み/盛付けにより変動) |
| 運用上の特徴 | 粗熱取り不要・冷却〜凍結の一体運用でライン設計が容易 |
結果(ポイント)
- 水分保持:急速冷却〜急速冷凍でドリップ/目減りを抑制、しっとり感を維持
- 歩留まり:乾燥ロス低減で重量・見栄えの再現性が高い
- 生産性:粗熱取り工程カットで作業短縮、人手/スペースも圧縮
- 品質評価:テクスチャ(ふんわり/モチ感)・風味・外観が良好
お好み焼きを急速冷凍するメリット
- 味の再現性:解凍後も“焼きたて感”に近づく
- 販売機会の拡大:計画生産・在庫販売・EC/テイクアウトに展開
- フードロス削減:廃棄/作り直しを抑え、利益率を改善
技術背景の詳細は急速冷凍機の仕組みや、方式比較の解説である業務用急速冷凍機の技術比較と優位性をご覧ください。
再加熱・提供のコツ(例)
- 解凍:基本は加熱解凍です。大きさや厚みに応じてレンジアップを行なってください。
- 仕上げ:ホットプレート/オーブンで軽く温め直し、表面に焼き色を再付与
- 保管:-18℃以下を維持。再凍結は推奨しない
次のアクション(無料デモのご案内)
現場条件に合わせた無料の出張デモ/郵送テスト/来場テストをご用意しています。処理時間・歩留まり・官能評価まで、御社製品で確認可能です。
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- 3Dフリーザー®とは(技術/特長)/製品情報
よくある質問(FAQ)
Q. お好み焼きは熱いまま入れても大丈夫?
A. はい。3Dフリーザー®は高湿度3D冷気で、加熱直後から冷却→凍結まで一貫処理が可能です。
Q. 凍結時間はどれくらい?
A. 今回の条件では約80分が目安です(ロット/厚み/トッピングで変動)。
Q. 乾燥や割れが心配です。
A. 高湿度の冷気が乾燥を抑制し、ムラの少ない凍結を実現します。
