【2013年受賞のアーカイブ】古賀産業(山口県下関市、代表取締役 古賀 靖)の急速冷却・冷凍装置「3Dフリーザー」は、第5回(2013年)ものづくり日本大賞において中国経済産業局長賞を受賞しました。
受賞概要
受賞件名:世界初の熱交換方式で実現された3D冷凍
- 受賞者:古賀 靖 ほか2名
- 所属企業:古賀産業株式会社 ほか1団体
- 所在:山口県下関市
- 平均年齢:55歳
評価された技術ポイント
まず、「3Dフリーザー」は冷凍庫内の空気を乱流させ、気体同士の間接熱交換を起こします。これにより、冷却器に霜が付きにくく、熱交換性能の低下を抑えます。その結果、従来比で10~25%の省エネを実現します。
また、高湿度の冷気で冷凍するため、氷結晶は丸く均一になりがちです。食品の細胞を傷めにくく、解凍後のドリップを抑え、品質の維持に寄与します。
表彰式について
なお、2013年10月10日に広島市で開催された「第5回ものづくり日本大賞 記念フォーラム in 中国」にて、顕彰・表彰式が行われました。
3Dフリーザーについて
「3Dフリーザー」は、迅速な冷却・冷凍と品質保持の両立をめざした装置です。詳細は製品ページをご覧ください。
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出典情報(要約/分類)
分類:製品・技術開発
企業別:中小企業
受賞件名:世界初の熱交換方式で実現された3D冷凍
受賞者:古賀 靖 ほか2名
所属企業:古賀産業株式会社 ほか1団体
所在:山口県下関市
平均年齢:55歳
案件の概要:冷凍機内で空気の流れを乱流させ、気体同士の間接熱交換を起こすことで、冷却器への霜付きを抑え、熱交換機能の低下を防ぐ省エネ型フリーザーを独自開発。省エネ効果は従来比で10~25%。また、高湿度の冷気で冷凍するため食品の水分を保ち、氷結晶の形状が丸く均一になりやすい。結果として食品の細胞を壊しにくく、解凍時の品質維持に寄与する。



