3Dフリーザー中国経済局長賞
古賀産業 ものづくり大賞で
【下関】古賀産業(山口県下関市、古賀靖社長)の急速冷却冷凍装置「3Dフリーザー」が第五回「ものづくり日本大賞」で、「世界初の熱交換方式で実現された3Dフリーザー」と認められ中国経済産業局長賞を受賞した。
同大賞は日本の産業・文化を支える「ものづくり」の継承・発展を目的に2005年に創設されて以来、経済産業、文部科学、厚生労働、国土交通の4省庁連携で隔年で開催。今回は全国から324件の応募があり、うち中国地域から57け件あった応募から11件が局長長を受賞した。
3Dフリーザーは冷凍庫内の空気を乱流させ、機体同士の間接熱交換をおこすことで冷却器に霜が付かず「従来比10~25%の省エネ効果を実現」した一方、高湿度冷凍で氷結晶を丸く均一にし「食品の細胞を壊さず冷凍でき、解凍した時の食品の品質が維持できる」ことが評価された。
10月10日に広島市で開く「第5回ものづくり日本大賞記念フォーラムin中国」で、顕彰・表彰式が行われる予定。
経済産業省 中国経済産業局 ニュースリリース
産業社会を支えるものづくり
分類
製品・技術開発
企業別
中小企業
受賞件名
世界初の熱交換方式で実現された3D冷凍
受賞者
古賀 靖 他2名
所属企業
古賀産業株式会社 他1団体
所在
山口県下関市
平均年齢
55歳
案件の概要
冷凍機内で空気の流れを乱流させ、気体同士の間接熱交換を起こすことで、冷却器への霜が付かず、熱交換機能の低下が起こりにくい省エネ型フリーザーを独自に開発。省エネ効果は従来比で10~25%を実現。高湿度の冷気で冷凍するため、食品の水分を奪うことなく氷の結晶の形状が丸く均一になるため職員の細胞壁を壊さず冷凍でき、解凍したときの食品の品質を維持できる。