斎藤商店、急速凍結生ワカメを販売|3Dフリーザー活用(みなと新聞 2015/03/17)

斎藤商店の急速凍結生ワカメ(3Dフリーザー活用)—みなと新聞 2015年3月17日掲載

引用元:みなと新聞 2015年03月17日 掲載

岩手県大船渡市の斎藤商店は、古賀産業の3Dフリーザーをはじめ、蒸し器・焙焼機を導入し、「簡便・即食」をテーマに新商品開発を強化。第一弾として「特殊冷凍生ワカメ」の販売を開始しました。
解凍後も食感・香りを維持し、⽣ワカメに近いおいしさを実現します。

要点まとめ

  • 3Dフリーザー導入で特殊冷凍生ワカメを商品化
  • 解凍後もシャキシャキ食感磯の香りを再現
  • 今後は干物・焼き魚ホタテ(ハーフシェル)などへ展開
  • 販路:スーパー・量販店・飲食店など業務筋も視野

導入の背景

震災前は主に塩蔵ワカメで東北エリアのスーパーと取引がありましたが、原発事故の風評も影響し、現在は百貨店や小売店が中心に。
「ライフスタイルの変化に合わせ、メーカーが手間をかけた”簡単に食べられる”商品を提供する必要がある」との考えから、設備投資と商品開発を進めています。

導入した設備

  • 3Dフリーザー(KOGASUN)
  • 蒸し器、焙焼機 など

商品化の第一弾|急速凍結生ワカメ

製造プロセス:ボイル塩蔵ワカメ → 塩抜き → 真空包装 → 急速凍結。

  • 特長:シャキシャキとした食感/磯の香り/⽣ワカメに近い味わい

今後のラインアップ

  • 干物:サンマ開き など
  • 焼き魚:前浜産のカレイ、鰆 など

ホタテ(ハーフシェル)への展開

  • ウロを除去したハーフシェル形態
  • 生冷凍および加熱調理タイプに対応

企業情報

▼斎藤商店
岩手県大船渡市末崎町字大豆沢17-8
TEL:0192-29-3181


関連リンク

※本記事は「みなと新聞」(2015年3月17日)掲載内容に基づき再構成しています。

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