今回は、全国から松茸を集め市場や一般消費者向けに販売されている「株式会社世羅の大地」代表取締役松浦辰行氏に、経緯や、導入前後の変化についてお話を伺いました。

事業紹介

私たちは、全国から松茸を集め市場や一般消費者向けに販売しており数年前から冷凍まつたけの販売も始めました。「鮮度の良い国産松茸をお届けしたい」これが私たちの願いです。国産松茸にこだわる理由は、なにより国産松茸がもつ豊かで華やかな香りにあります。香りは鮮度と直結しており、鮮度は水分量に起因しています。その豊かで華やかな香りを存分に皆様に味わっていただきたく、私たちはリードタイムにもとことんこだわり出荷体制を構築してまいりました。

導入のきっかけ

テレビなどのメディアから情報を収集し、他の企業様からの紹介がきっかけでした。例えば「松茸を進物用に使いたい」という要望にこたえるためには、通常の冷凍機では鮮度の維持が難しく、繊維を壊さないためには急速冷凍の技術は必要不可欠です。そんな課題を3Dフリーザーは解決してくれています。

導入後の変化

冷凍松茸を探している企業が、G7広島サミットをきっかけに、弊社を見つけてくださり、3キロほど購入していただきました。「冷凍松茸がほしい」という要望が今も徐々に増えており、販路を拡大していっております。

松茸のシーズンは9月~11月ですが、お客様の中には「12月以降に松茸を使ってみたい」という要望があります。3Dフリーザー®を導入することで、1年を通して松茸を提供できるようになりました。先日もお寿司屋さんに「12月頃に松茸が使いたい」と言われて冷凍松茸をお持ちしたのですが「これは生鮮と変わらない味だ」とご評価いただくことができました。

9月~11月以降は雇用が終わってしまうのですが、冷凍松茸を扱うことによって、11月以降も良い人材を確保することができています。弊社としても、良い人材を3カ月で解雇するのは惜しいと考えていたため、人材を確保できるようになったことは良い変化でした。

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