北海道産のすしネタ・刺身製造に3Dフリーザーを活用

北海道産のすしネタ・刺身製造に3Dフリーザーを活用した新聞記事(水産新聞/2016年8月22日)

引用元:水産新聞 2016年8月22日 掲載

3Dフリーザー®で高品質を実現

札幌市の株式会社丸二永光水産/札幌清田食品は、北海道産原料を用いたすしネタ・刺身商材の製造で、3Dフリーザーアルコール凍結を活用。全方位からの高湿度冷気で食材を包み込む凍結方式により、盛付の崩れや乾燥を抑え、解凍後も鮮度・食感を再現する取り組みが、2016年8月22日付の水産新聞に紹介されました。

導入の背景

同社は、すしネタ・刺身商材を手掛ける事業の継承を機に、北海道産の安定調達から一次加工、最終製品までを一気通貫で行える体制を整備。価格の安定化とトレーサビリティの確立で、安全・安心な商品供給を目指しています。

主な効果

  • 盛付維持:一方向送風の従来機と異なり、全方位の高湿度冷気で冷却するため、刺身盛合せの形を保ったまま凍結可能。
  • 品質再現:凍結速度が速く氷結晶が均一化。細胞ダメージを抑え、解凍後も角(カット断面)が立ちやすく、ドリップも低減。
  • 省エネ:凍結効率の向上により、消費電力量の抑制に寄与。

製造体制と商品展開

フィレー、スライス、刺身の盛合せなどのワンフローズン(生原料から1回凍結)を基本に、国内外の生食需要に対応。オホーツクの産地に拠点を持つ同社グループの強みを生かし、北海道産の付加価値化を進めています。

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