引用元:みなと新聞 2008年4月3日 掲載
エアオペレーションテクノロジーズ、非貫流方式で急速冷凍を革新
急速冷却・冷凍装置メーカーのベンチャー企業「エアオペレーションテクノロジーズ」(山口県下関市、古賀靖社長)は、非貫流方式と呼ばれる独自技術を用いた「3Dフリーザー」を開発。従来の吹き付け式とは異なり、装置内で冷気を循環させて食材を均一に冷却する方式です。
飲食店や中小食品メーカーにも導入しやすい小型モデル
今回開発された新型は高さ1.77m、幅84cm、奥行1.15mとコンパクト。価格も抑え、飲食店や中小食品メーカーでも導入しやすい設計となっています。
品質劣化を防ぐ3Dフリーザーの仕組み
非貫流方式では食材の水分蒸発を防ぐため、解凍後もドリップ(液だれ)が少なく、刺身や肉などの品質を長期間保ちます。日本特許を取得し、現在では米国・韓国・中国・EUでも特許登録済み。
販売拡大と投資動向
山口県や山口銀行が設立した「やまぐちドリームファンド」から新株予約権付社債で2,000万円の投資を受けるなど、地域金融機関の支援のもと全国販売を加速しています。



