
シュークリームの冷凍商品化において、「解凍すると皮がベチャッとする」「クリームが分離して水っぽくなる」といった課題はつきものです。
今回は、同一店舗のシュークリームを使用し、「3D凍結®(急速冷凍)」と「通常冷凍(緩慢冷凍)」で1週間保管した後の品質比較を行いました。解凍後の食感や見た目にどれほどの差が出るのか、検証結果をレポートします。
Contents
検証条件

実際の店舗運営を想定し、以下の条件でテストを実施しました。
- 使用機種:3Dフリーザー® トレーインタイプ(1ドアモデル)
- 設定温度:-35℃
- 到達時間:約80分(-20℃到達)
- 保管期間:1週間(両条件とも同環境で保管)
- 解凍方法:常温解凍 約2時間
結果:写真でわかる「急速冷凍の強み」
解凍後(常温2時間)のシュークリームを比較したところ、外観と手触りに明確な違いが表れました。


1. 皮のハリと香り
- 通常冷凍:皮が湿気を帯びてしっとり・ふにゃっとした手触りに。香りも弱くなっています。
- 3D凍結®:焼きたてに近い形状を維持し、持ち上げてもへたりません。皮の香ばしい香りもしっかり戻りました。
2. 断面とクリームの状態
- 通常冷凍:クリームの油分と水分が分離(離水)し、ドロドロとした状態に。甘みも薄く感じられます。
- 3D凍結®:クリームの乳化状態が守られ、なめらかなコシが残っています。濃厚な味わいもそのままです。
一目でわかる比較表
それぞれの違いを項目別にまとめました。

| 項目 | 3D凍結®(急速冷凍) | 緩慢(通常)冷凍 |
|---|---|---|
| 皮の食感 |
サクッと感を再現 形崩れしない |
しんなりしやすい ベチャつく |
| クリーム |
コシがあり、なめらか 流出しにくい |
水分離(離水)する ドロドロになりやすい |
| 風味 | 良好(香りが立つ) | 弱め |
| 作業性 | サクッと綺麗に割れる | 皮が伸びて割りにくい |
| 保存適性 | 1週間後も品質安定 | 劣化を感じやすい |
動画で見る
実際の様子を動画でもご覧いただけます。
おすすめの冷凍・解凍手順(失敗しないコツ)
3Dフリーザー®の性能を最大限に引き出すためのポイントです。
- 粗熱取り:焼成後、しっかり粗熱を取ります(余分な結露を防ぐため)。
- 急速冷凍:製品同士の間隔を少し空けてトレーに並べ、-35℃設定で素早く中心温度を下げます。
- 保管:乾燥を防ぐため適切に包装し、-18℃以下で保管します。
- 解凍:提供前は室温で約2時間。解凍途中で触りすぎないのが綺麗に仕上げるコツです。
導入メリット:店舗運営の視点
- 仕込みの平準化:ピーク前や閑散期にまとめて作り置きができるため、人員配置を最適化できます。
- 歩留まり向上:時間が経っても皮とクリームの再現性が高いため、廃棄ロスを大幅に抑制できます。
- 提供スピード:計画的に解凍しておけば、オーダー後すぐにお客様へ提供可能です。
まとめ:スイーツの冷凍こそ、技術の差が出ます
今回の検証で、3D凍結®を用いれば、シュークリームのようなデリケートなスイーツでも「サクサクの皮」と「なめらかクリーム」を両立できることが実証されました。
この記事を通じて急速冷凍機に興味を持たれたものの、「どの冷凍機が自社の製品に最適なのか」「具体的な投資対効果はどれくらいになるのか」「まずは自社製品でテストをしてみたい」といった疑問やご要望をお持ちではありませんか?貴社の製品や生産規模、目指すビジネスモデルに合わせて、最適な機種の選定から導入後の運用サポートまで、一貫して支援させていただきます。
まずはお客様の現状を詳しくお伺いし、具体的なシミュレーションや、凍結テストの機会をご提供することも可能です。カタログだけでは分からない、実際の品質変化や導入効果を、ぜひご自身の目でお確かめください。急速冷凍機の導入は、貴社の事業を次のステージへと押し上げる強力な一手となるでしょう。まずはお気軽にお問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。貴社からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
