パンを急速冷凍!凍らせたときの品質の違いを比較検証


最近では、パンをネットで販売したり、店頭で売れ残ったいわゆる「ロスパン」を冷凍させて遠方の方に販売するなど、様々な販路開拓が進む分野の食品です。今回は、食パンやカレーパン、ドーナツなどの様々なパンを3D凍結®すると品質はどうなのか、試してみたいと思います。

パンを急速冷凍!3D凍結®されたパンを解凍した結果


まずはパンを3Dフリーザー®で冷凍し、室温で時間をかけて解凍させてみます。その後各種パンの触感や見た目などを観察していきます。

食パン


3Dフリーザー®の庫内は冷気湿度が保たれているため、食パン内部の水分も均一に保たれ、3D凍結®・解凍後も、ふっくらとした形状・触感を保っているのが分かります。

カレーパン


食パンと同様に、ふっくらとした触感を保っているのと同時に、衣がしっかり立っています。

ドーナツ


こちらも食パンと同様に、ふっくらとした感を保っています。また3D冷気によって全方位からドーナツを包み込むように冷凍するため、シュガーが飛ばずに残っています。

ベーコンエッグトースト


こちらは目玉焼きが離水せず、ほぼ冷凍前の状態に復元することができました。

アップルパイ


パイ生地のサクサクとした触感だけでなく、中身のリンゴもほぼ冷凍前の状態に復元することができました。

何故冷凍したのに再現率が高いのか


一般的な冷凍方法でパンを冷凍させると、パンの風味が落ちてしまったり、乾燥によってパサついてしまうなどで品質が落ちてしまいます。また、従来のエアブラスト式急速凍結機では、一方向から冷風を当てる仕組みになっているため、シュガーが飛んでしまうことも発生します。

対して、3D凍結®は、3D冷気(高湿度冷気)で包み込むように全方位から均一に急速冷凍するため、冷凍時の乾燥を抑え、おいしさをそのままに冷凍することができました。食パンだけでなく、カレーパンやベーコンエッグトーストなどの惣菜パン、食感が大切なアップルパイなど、様々なパンを冷凍することが可能です。

製菓・製パンの3Dフリーザー®導入事例

KOGASUN PRESS

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3D凍結®で「食」の未来を変える。 技術と品質に絶対の自信をもつKOGASUNが、豊富な経験と専門知識に基づいた有益な情報をお届けします。

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