独自3Dフリーザー®で最高の料理を ― 細胞を壊さない急速冷凍技術

新聞記事画像、独自3Dフリーザーで最高の料理を

KOGASUN(株式会社コガサン)の「3Dフリーザー®」は、高湿度×乱気流という独自アプローチで氷結晶を均一化。細胞を壊さずドリップを抑え、刺身から和菓子まで、素材本来の鮮度と食感を守る急速冷凍を実現します。研究エビデンス、特許、導入実績、テスト体制まで一気通貫でご紹介します。

引用元:山口新聞 2023年4月8日 掲載

3Dフリーザー®の核心 ― 細胞を壊さない急速冷凍

一般的な急速冷凍では、解凍時にドリップが出て食感が落ちやすくなります。一方、3Dフリーザー®は「高湿度で熱伝達を向上」「食品を包み込む乱気流」「氷結晶の均一化」によって細胞破壊を抑制。結果として、解凍後もみずみずしさと食感が維持されます。

マグロの刺身で体感できる違い

他方式では解凍時に“べちゃっと”しがちな刺身も、3Dフリーザー®ならドリップが出にくく、色・つや・歯ごたえが保たれます。だからこそ、外食・小売の現場でクオリティの再現性が高まります。

研究エビデンスと特許

KOGASUNは東京海洋大学との共同研究で、品質改善の根拠(エビデンス)を取得しています。さらに、3Dフリーザー®関連の特許は国内4件/EU7件/米国3件/中国3件。独自技術を軸に、改良を重ね続けています。

導入実績 ― 身近なお店でも採用

大手外食チェーンや回転寿司、和菓子店などで採用が進み、「一度は3Dフリーザー®を使った食品を口にしている」と言えるほど普及しています。特に下関では、南風泊(はえどまり)市場周辺の水産会社の約8割が導入。冷凍フグ通販など、価値ある水産物の品質維持に貢献しています。

製品ラインアップとテスト体制

現場の要件に合わせて、トレーイン/ラック/ストレート/ベルトコンベヤータイプを用意。本社および国内4拠点の営業所にはテスト機を常設し、冷凍・解凍後の品質を実機でご確認いただけます。

事業の歩み

フリーザー製造を本格化したのは2004年。特許を持つエアーオペレーションズを完全子会社化したことが転機でした。販路拡大には時間を要しましたが、2013年には中国経済産業局長賞を受賞。その後、コロナ禍を契機に通販・中食需要が増え、急速冷凍のニーズは一段と高まりました。

社名変更とブランド

2022年10月、旧・古賀産業から株式会社コガサン(KOGASUN)へ。製品ロゴ「KOGASUN」と社名を一致させ、ブランド認知を強化しました。さらに、野球チーム「北九州下関フェニックス」のオフィシャルスポンサーとして地域発信にも取り組んでいます。

代表メッセージ

理想の食体験を、テクノロジーで現実に。3Dフリーザー®は“最高の食材を、最高の状態で”届けるための装置です。KOGASUNは、ユーザーの使い勝手を高める改良をこれからも積み重ねていきます。

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会社概要

  • 社名:株式会社コガサン(旧・古賀産業)
  • 資本金:5,000万円/年商:約10億円/正社員:35名
  • 沿革:1967年北九州市創業 → 1969年下関市へ → 1985年現所在地へ
  • 代表取締役:古賀 靖(1991年、31歳で就任)

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