【テスト結果公開】馬肉の赤色と旨みを守る3D急速冷凍|3Dフリーザー®

馬肉 急速冷凍をすると赤色が失われる」「解凍時にドリップが出て旨みが落ちる」――そんな悩みに、まず結論です。3Dフリーザー®の高湿度3D冷気で急速冷凍すると、解凍後も色・食感・甘みの再現性が高く、ドリップの発生を抑えられます。

本記事では、テスト条件・結果写真・比較表を公開し、なぜ差が出るのかを技術的に解説。最後に、導入検討のためのチェックポイントとFAQもまとめました。この記事でわかること

テストの結論(まず結果)

3Dフリーザー®で馬肉を−35℃の庫内で約30〜50分急速冷凍したところ、解凍後でも鮮やかな赤色・滑らかな食感・特有の甘みが保たれました。特に、従来方式で課題だったドリップの流出が抑制され、肉質の劣化が少ないことを確認しています。

したがって、希少部位の長期保存や品質の均一化、提供機会の拡大に有効です。まずは無料デモテストで違いをご確認ください。

テスト概要(条件・方法)

  • 準備:コガサンスタッフがデモ機を持参。お客様に新鮮な馬刺し用赤身をご用意いただきました。
  • 冷凍:3Dフリーザー®の庫内−35℃約30〜50分、高湿度3D冷気で全体を均一に急速冷凍。
  • 評価:冷凍直後および解凍後に、色合い・食感・風味・ドリップ発生を確認。

結果写真とポイント

冷凍前の馬肉ブロックを真空パックで並べた写真|急速冷凍前の状態を示す比較用画像
冷凍前:鮮やかな赤色と水分を保った状態
真空パックされた冷凍馬肉ブロックを並べた写真|3D急速冷凍による鮮度保持
冷凍後:着霜が少なく、組織の締まりが均一

試食では「柔らかさ・赤色とも冷凍前とほぼ変わらない」との評価。従来方式で見られがちな変色・風味劣化・ドリップ増は大きく抑えられました。

なぜ差が出るのか?3Dフリーザー®の仕組み

ポイントは、食品全体を立体的かつ均一に包み込む高湿度3D冷気(ACVCS)です。まず、表面だけを急激に凍らせず、内部との温度差を小さく保ちます。次に、微細な氷結晶で細胞破壊を抑え、結果として解凍時のドリップを低減します。さらに、着霜を抑えるため、連続運転のしやすさにもつながります。

詳しい原理や他食材の事例は、サイト内の関連記事からも確認できます(急速冷凍の仕組み冷凍デモテスト)。

従来方式との比較表

特長 従来の一般的な冷凍 3Dフリーザー®
冷却方式 冷風が一方向から当たりやすくムラが出る 高湿度3D冷気で全体を均一に包み込み冷却
肉質 乾燥・収縮で硬化しやすい 弾力を保ち食感劣化が少ない
ドリップ 細胞破壊で解凍時の流出が多い ドリップ抑制で旨みをキープ
運用 霜付きで霜取り停止が必要 着霜を抑制し連続運転しやすい
歩留まり 乾燥・ドリップで目減り 乾燥を抑え歩留まり向上が見込める
一般的な冷凍と3Dフリーザー®の冷却方式・品質比較表

導入メリットと適性

  • 希少部位の価値維持:提供機会のロスを削減。計画生産と在庫管理に有利です。
  • 品質の均一化:チェーン展開やECでも同等品質を再現しやすい。
  • 省人・効率:着霜抑制により、運用の中断を抑えやすい。

まずは出張/郵送/来訪の各デモテストをご活用ください。カタログは資料請求からダウンロードできます。

まずは違いを実感してください

お送りいただいた食材でも、現場でも、ショールームでもテスト可能です。

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FAQ(よくある質問)

Q. 馬肉の適正な急速冷凍時間と温度は?

A. 今回のテストでは−35℃で約30〜50分。部位やサイズで最適値は変わるため、デモで最短条件を詰めます。

Q. 一般的な冷凍庫との一番の違いは?

A. 高湿度3D冷気で全体を均一に冷却し、微細氷結晶化で細胞破壊を抑える点です。結果としてドリップ抑制色・食感の再現につながります。

Q. 解凍方法は?

A. 品質重視ならチルド帯での低温解凍を推奨します。用途により、氷水解凍などもご提案可能です。

Q. 導入の検討ステップは?

A. まずはデモテストで再現性を確認→処理量・設置環境・運用を擦り合わせ→お見積りの順で進めます。

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