台湾食品見本市 日本ブース面積が最大

引用元:みなと新聞 2019年6月18日 掲載

ジェトロが19~22日 台湾食品見本市に出展

日本貿易振興機構(ジェトロ)は19~22日、台湾である食品総合見本市「FOOD TAIPEI2019」にジャパンパビリオンを設置する。今年はブース面積を過去最大に拡大。サンマ加工品、冷凍魚フィレー、明太子といった水産物の他、和牛などの高品質商品を扱う140社・団体が台湾へのさらなる輸出促進を図る。

水産品からはカネリョウ海藻(熊本)が「三陸細切りめかぶ」、飛鳥フーズ(新潟)が「イカの塩辛」などを出品する。新たに輸出に取り組む企業には「ニューチャレンジャー枠」を設け、通訳兼アシスタントの配置やサポートを実施。「中骨抜き一口さんま」「さんま味醂干し」などを出品する及川冷蔵(岩手)や「3Dフリーザー凍結瀬戸内海産真鯛フィレ」などを扱うフレッシュヒロウオ(広島)、「MAEDA SAUCE」を売り出すマルイチ前田商事(山口)など7社・団体が初輸出を目指す。

2018年の同見本市出品者は1079社・団体、来場者は6万2000人。既に台湾市場では日本産食品が多く流通しているため、現地バイヤーはストーリー性のある特徴的な商品を求めるという。

日本から台湾への輸出は香港、中国、米国に次ぐ4位。輸出金額は前年比8%増の903億円と年々伸びており、台湾は日本にとっての最重要輸出先の一つ。同地域の日本への関心は高く、18年は台湾人口の約5分の1に上る延べ476万人が訪日した。

 

日本貿易振興機構 ジェトロ 台湾
2019年06月18日 18時20分 配信

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