引用元:みなと新聞 2018年12月5日 掲載
大分の早川商店 3Dフリーザーを導入
【大分】すり身や天ぷらの製造販売を手掛ける早川商店(大分県佐伯市、早川弘文社長)は、3Dフリーザー(古賀産業製)を導入し、商品の安定供給と販路拡大を進めている。冷凍機能を生かし、地元産原料にこだわりながらも、欠品の防止や賞味期限日数に余裕を持たせられるようになった。早川社長は「商談で踏み込んだ話ができる」と今後の展開に期待している。
同社は地場産のみの原魚にこだわる一方、水揚げ状況によって原料の確保が難しく欠品することもあった。また、製造しているエソやアジのすり身・天ぷらの賞味期限は要冷蔵で4日間だが、県内や福岡県に出荷すると工場からの配送日数を差し引いた小売店での賞味期限は2日程度になっていた。
3Dフリーザー導入後は、水揚げの多寡にかかわらず加工成型後に商品を冷凍保管し、注文に応じて出荷している。小売店到着後に解凍することで賞味期限の4日間を丸々販売日数にすることが可能になった。早川社長は「さまざまな冷凍機を試した結果、3Dフリーザーが最高の品質を保つことができた」と話す。
3Dフリーザーの活用で「踏み込んだ商談ができる」と早川社長
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2018年12月05日 19時00分 配信