SANKO「洋風おつまみ」人気

引用元:みなと新聞 2023年8月18日 掲載

酒販カクヤスと共同開発

外食事業や水産業を展開し、東京・豊洲卸の綜合食品を傘下に収めるSANKO MARKETING FOODS(東京都中央区、長澤成博社長)が製造する「すし屋がつくった洋風おつまみ」シリーズが注目を集めている。同社と酒類販売などを手掛けるカクヤス(同北区)が共同で開発した。2019年に発効した日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)によりワインの関税が即時撤廃された効果も期待し、「洋酒にあうおつまみ」のイメージのもと、ワインと相性の良い洋風おつまみに仕上げた。

商品ラインアップは、「釜揚げしらすのアヒージョ」(内容量120グラム)、「サーモンとマンゴーのセビーチェ」(130グラム)、「タコと枝豆のマリネ」(150グラム)、「沼津直送!太刀魚とレモンのマリネ」(150グラム)の4品を用意する。価格はそれぞれ税込み648円。22年9月からリカーショップ「なんでも酒やカクヤス」の関東一部店舗やカクヤスネットショッピング、SANKO社のオンラインショップ「ひとま」などで販売を始めた。

製造にあたり、SANKO社による静岡県沼津など産地とのつながりを生かし、鮮度や品質が良い食材を使う。解凍後も味や食感を保つため、コガサン(山口県下関市)の急速冷凍装置「3Dフリーザー」を使用する。流水もしくはレンジアップでの解凍のみで本格的な料理が楽しめ、SANKO社は「自分自身で料理を作るといったハードルを下げられる。家庭でのパーティーにも最適」と話す。

商品は今年7月4日に豊洲市場(東京都江東区)で開催された秋冬商品展示会にも並んだ。同社は「来場者から『面白い』『新しい』『パッケージが華やか』との声をもらった」と振り返る。

今後については「別コンセプトで4商品の候補がある。今後もコンセプトを考案し、開発を進めたい」と話す。「まずは商品を知ってもらい、製品としての評価を多方面から頂きたい。量販や百貨店、酒販店さまでお取り扱いいただきたい」と展望を語る。

商品に関する問い合わせは、SANKO社ホームページの問い合わせフォームまで。

 

「沼津直送!太刀魚とレモンのマリネ」(調理例)
SANKO MARKETING FOODS カクヤス 加工品 豊洲
2023年08月18日 18時20分 配信

お問い合わせ